| 担当者 | 阿部 朝衛教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
| 科目ナンバリング | SEM-335 | |
ここでは、旧石器時代・縄文時代研究の現状と課題について、論文を読むことによって把握することを目的とする。また、論文の読み方を修得し、資料の具体的検討方法・手順を学ぶこともめざす。卒業論文を希望する学生は、この演習を通して卒論テーマを検討してほしい。
グループ(個人でも可)に分け、各グループで課題を設定し、それにかかわる論文を選択し書評を行う。発表後、討議を行い、論文に対しての理解を深める。論文は旧石器時代・縄文時代に関するものであるが、自然環境復元、方法論に関するものも含める。これ以外の課題を追求したいグループは事前に申し出ること。
1.論文がどのような構成になっているかを理解し、論文の読解能力を高める。
2.旧石器時代や縄文時代の何が課題となっているかを知る。
3.発表・討論の仕方を修得する。
発表・討論の内容(50%)、レポート(50%)によって評価する。出席は当然のことである。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | 雑誌論文の概要は初回の授業で説明する。資料を配布するため、特にテキストはない。 | ||
| 参考文献 | 雑誌論文の概要は初回の授業で説明する。資料を配布するため、特に参考文献はない。 |
扱う論文などは帝京大学図書館で入手可能なものなので、図書館の利用方法を学ぶためにも大いに図書館の各コーナーを活用すること。また、考古学実習室にも学術雑誌の一部があり、また基礎文献資料である発掘調査報告書などが保管されているので、それも活用する。
実習室内の遺物や資料の扱いには気をつけること。また、それらの教室外への持ち出しは厳禁とする。
初回の授業でグループ分けを行うので、必ず出席すること。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | 履修届提出後、グループ分けを行い、発表の順番を決める。その後、雑誌等で書評課題論文の検索を行う。 |
| 第2回 | 阿部が模擬発表し、質疑応答を行う。その後、各グループで書評論文の検索を行う |
| 第3回 | 1・2班発表、質疑応答。 |
| 第4回 | 3・4班発表、質疑応答。 |
| 第5回 | 5・6班発表、質疑応答。 |
| 第6回 | 7・8班発表、質疑応答。 |
| 第7回 | 9・10班発表、質疑応答。 |
| 第8回 | 11・12班発表、質疑応答。 |
| 第9回 | 1・2班発表、質疑応答。 |
| 第10回 | 3・4班発表、質疑応答。 |
| 第11回 | 5・6班発表、質疑応答。 |
| 第12回 | 7・8班発表、質疑応答。 |
| 第13回 | 9・10班発表、質疑応答 |
| 第14回 | 11・12班発表、質疑応答。 |
| 第15回 | 個人発表、質疑応答。 総括。 |