担当者 | ||
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単位・開講先 | 選択 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-303 |
・第4次産業革命と呼ばれる社会の大変革が起こっています。ビッグデータを吸収し編集して答えを出すAIの進化やIoTによる社会の変化は5Gの実用化によりそのスピードを増してゆくでしょう。この授業では、流通経済の現場で今、何が起こっているのか、起ころうとしているのか、ともに研究し学んでゆきます。流通産業をはじめとして各産業や企業の活動を研究して【企業】を見る目を培います。
・どの時代にも経済活動の主役は我われ「生身の人間」です。伝統的な経済学とともに、不可解な「生身の人間」が行なう経済活動のメカニズムを知り、実社会で役立つ「行動経済学」を学んでゆきます。(「行動経済学」はもちろん「経済学」ですが、「ひと」や「自分」を知ることに役立つ「しあわせの経済学」です。)
・また現場で実際に起こっている事例を研究して実践型「マーケティング」を学修してゆきます。
・実際の社会で戦える人材を育てたい。
・社会の変化や産業・企業の活動の変化をつかみ、私たちの生活にどのような変化をもたらすかを理解できる知識を培う。
・私たちの周りで日々行なわれている経済活動を感じ取り観察して、その背景や流通的な側面、心理的なメカニズムなどを理解するちからを身につける。経済活動をマネジメントするちからを養う。
・質の異なる複数の情報や課題を整理し、まとめ、優先順位をつけて解決の道のりを計画するちからを身につける。
・授業への積極的な参加を重視します。
(出席、授業姿勢:45%+研究内容、プレゼンテーション:55%)
・個人でそれぞれに具体的なテーマ(商品・サービス・企業など)を決め研究をリポートしてください。研究への踏み込みと他者への説得力を評価します。
・研究成果のプレゼンテーション(任意)については評価に加算します。
・企業での実務を想定した授業での発信力・姿勢は重視してゆきます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 日経キーワード2020-20221 | 日経HR編集部 | 日経HR |
教科書 | 参考資料は極力、配布します。 テキストについては、個別のテーマ等に応じてアドバイスしてゆきます。 | ||
参考文献 | 参考資料は極力、配布します。 テキストについては、個別のテーマ等に応じてアドバイスしてゆきます。 | ||
参考文献 |
・授業のテーマに関連する直近のニュースやキーワードについてレクチャーやディスカッションをしてゆきます。
極力関連する情報を得て自分の考えとして発信できるようにすること。
・各回の授業内容は仮の計画であり、状況を勘案し、修正する可能性があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス・授業内容の全体像・授業の進め方の確認 |
第2回 | 社会で起こっている変化について(AIの進化と社会への浸透、IOT、ロボット、5Gなどによる社会と生活の変化) |
第3回 | 企業とは・企業の目的(図解:ドラッカーの企業論) |
第4回 | 流通産業の基礎知識①商流・物流(ラストワンマイル)・情報流について |
第5回 | 流通産業の基礎知識②(業態の歴史・沿革・業態の盛衰) |
第6回 | マーケティングの基礎知識①消費者側(4P・4C AIDMA理論・AISAS理論など) |
第7回 | マーケティングの基礎知識②提供者側(図解:PEST分析 コトラーのSTP理論など) |
第8回 | 行動経済学①基本編・理的行動モデルと非合理的行動他の研究・認知的節約・プロスペクト理論・損失回避・心理会計など |
第9回 | 行動経済学②実務編・サンクコストの呪縛理論・認知的不協和など |
第10回 | ・流通産業における現在の課題ディスカッション① |
第11回 | ・流通産業における現在の課題ディスカッション② |
第12回 | ・商品・サービス・キーワード研究プレゼンテーション①ディスカッション |
第13回 | ・商品・サービス・キーワード研究プレゼンテーション②ディスカッション |
第14回 | ・商品・サービス・キーワード研究プレゼンテーション③ディスカッション |
第15回 | ・前期授業のまとめ・総括など |