国際ボランティア概論Ⅱ
担当者川口  純
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングSWS-102

授業の概要(ねらい)

グローバル化の進展に伴い、従来一か国で解決出来ていた問題(環境、紛争、貿易、教育、食料など)も、多国間の協力無しには対応出来なくなっている。そのような状況の中、国際ボランティアの重要性は増す一途である。授業では国境を越えて検討されるべき課題について映像や資料を参考にしながら理解を深めるとともに、市民社会の担い手としてボランティアの果たすべき役割についてディベートを中心に検討していく。

授業の到達目標

本授業では、様々な国際ボランティア活動を事例にしながら、如何なる機関、団体がどのような活動を実施しているのか確認する。そして、実際に大学生である履修者が国際ボランティア活動に参加する方策を検討し、国際ボランティアに対する知識、理解を深めるだけでなく、実践にも貢献する資質、意欲を養うことも目標としている。

成績評価の方法および基準

出席点:30点、最終レポート70点、遅刻、迷惑行為は減点の対象とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献国際ボランティア論内海成治・中村安秀ナカニシヤ出版
参考文献国際協力を学ぶ人のために内海成治世界思想社

準備学修の内容

各履修者は、国際的な課題やボランティア活動について、常日頃から関心を高く持ち、新聞やインターネット上の情報を調べておくことを心掛けられたい。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション:本講義の目的と概要説明。ペア学習やグループワークによる講義方法の説明
第2回様々な国際ボランティア活動Ⅰ:教育
第3回様々な国際ボランティア活動Ⅱ:保健
第4回様々な国際ボランティア活動Ⅲ:農業
第5回様々な国際ボランティア活動Ⅳ:緊急援助と災害復興
第6回様々な国際ボランティア活動Ⅴ:環境保全
第7回様々な国際ボランティア活動Ⅵ:動物保護
第8回国際ボランティアに関わる機関・団体Ⅰ
第9回国際ボランティアに関わる機関・団体Ⅱ
第10回大学生と国際ボランティア
第11回国際ボランティアを仕事にすること
第12回国際ボランティアの自発性について
第13回国際ボランティアの無償性について
第14回国際ボランティアの公益性について
第15回講義のまとめと到達度確認