国際開発論Ⅱ
担当者川口  純
単位・開講先選択  2単位 [外国語学科 2016年度以前入学]
科目ナンバリングINR-304

授業の概要(ねらい)

国際開発論Ⅰでは、世界が抱える課題について多角的に分析し、問題を体系的に把捉することをねらいとしました。その知見を踏まえて、国際開発論Ⅱでは、課題解決のために設定された目標(SDGsを中心に)を概観し、国際開発論に携わる様々のアクターの活動実態を具体的に知ることをねらいとします。

授業の到達目標

まず、前半で国際協力の仕組みと動向を確認し、国際協力とは何かという事について理解します。その上で、具体的な開発課題に対するアプローチを検討していきます。履修者の皆さんが、世界の様々な課題に対して、現在の開発目標でもあるSDGsと関連させながら、国際協力に関わる様々な活動、アプローチについて深く理解し、自身の行動に移せるようになることを目標としています。

成績評価の方法および基準

出席点:30点、最終レポート70点、遅刻、迷惑行為は減点の対象とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献国際協力論を学ぶ人のために内海 成治 世界思想社
参考文献SDGsを学ぶ: 国際開発・国際協力入門 高柳 彰夫 (著, 編集), 大橋 正明 (著, 編集)法律文化社
参考文献私たちが国際協力する理由 人道と国益の向こう側紀谷 昌彦 (著), 山形 辰史 (著) 日本評論社

準備学修の内容

日頃から、国際開発や国際協力に関心を持って、新聞やニュース、インターネット等を通して、情報を収集するようにして下さい。

その他履修上の注意事項

履修者は、国際開発論Ⅰも合わせて履修されることが推奨されます。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション:授業の進め方、成績の付け方等
第2回国際協力の仕組みと動向:国際協力とは何か?
第3回日本の政府開発援助
第4回SDGsの各ゴールの背景と内容Ⅰ
第5回SDGsの各ゴールの背景と内容Ⅱ
第6回SDGsの各ゴールの背景と内容Ⅲ
第7回SDGsの達成に向けた多様なアクターの活動Ⅰ:国連・国際機関の活動
第8回SDGsの達成に向けた多様なアクターの活動Ⅱ:官民連携の新しい潮流
第9回SDGsの達成に向けた多様なアクターの活動Ⅲ:市民社会・NGOの役割
第10回探究型学習の実施Ⅰ:グループでの協議
第11回探究型学習の実施Ⅱ:グループでの探究
第12回探究型学習の実施Ⅲ:グループでの発表①
第13回探究型学習の実施Ⅳ:グループでの発表②
第14回探究型学習の実施Ⅴ:グループでの発表③
第15回講義のまとめと到達度確認