担当者 | 前川 正教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | CME-307 |
我が国は世界でも一、二を争う生命保険大国です。生命保険の普及率は全世帯の約90%に達しており、およそ生命保険を知らない人はまずいないといってよいでしょう。人の一生は不慮の事故との遭遇や突然の発病等、さまざまなリスクにさらされています。また医学の発達に伴い、人々は一昔のように早死にするリスクよりも、むしろ長生きするリスクを真剣に考えるようになってきました。このような現代に人生につきもののリスクに対処する(上手につきあう)ためには、生命保険は絶対に必要な商品(サービス)だと思います。生命保険というものを正しく理解してもらう事が授業の狙いとなります。授業は基本的に講義形式で行います。(オンライン授業)
①生命保険の歴史を学ぶことができます。
②生命保険の仕組みを理解することができます。
③生命保険の基本的な種類を知ることができます。
④生命保険会社の組織・運営について理解することができます。
⑤生命保険業の直面する課題を説明することができるようになります。
①小テスト(複数回)及び講義に対する感想(複数回) 30%
②試験 70%
当日の講義は前回講義の各自の復習をもとに進めますので次のような準備学修課題を課します。
①講義で使用するPDF資料は講義日の2日前にはLMSに音声ファイルとともにアップするので事前にPDF資料を熟読してください。
②講義内容に関連する文献・資料等(各回講義の中で都度参考文献は紹介)の自主学習に取組んでください。
③当日の講義では講義内容のレジュメにそって行いますので講義内容の重要点を補記したり後日の復習に活用してください。
①欠席及び公欠の扱いについては原則大学の規定にフォローします。
②他の受講生の迷惑にならないように最低限の授業におけるマナーは厳守してください。(特に私語は慎んでください)
③受講に対してとくに対応が必要な場合(病気・ケガ・障害)は遠慮なく申し出てください。
④授業をよりよくしていく上での建設的な意見・感想・コメントも遠慮なく連絡ください。
以下、オンライン授業に関して・・・
●各回の講義内容は期日内に視聴するようにしてください。
●成績評価の方法および基準を参照し、期日内の取組みを要請します。(締切後のものは対象となりません)
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション-授業の進め方・成績評価の方法および基準・準備学修の内容等の概要説明 |
第2回 | 生活設計の重要性 |
第3回 | リスクと生活保障手段 |
第4回 | 公的保障としての社会保障制度 |
第5回 | 私的保障としての生命保険 |
第6回 | 生活設計と生命保険 |
第7回 | 生命保険の基礎(1) 生命保険商品 |
第8回 | 生命保険の基礎(2) 保険料と配当金 |
第9回 | 生命保険の基礎(3) 保険金と税金 |
第10回 | 生命保険の仕組み |
第11回 | 生命保険会社の財政状態 |
第12回 | 生命保険会社の損益状況 |
第13回 | 特別講義(外部講師) |
第14回 | 生命保険会社のリスク対応 |
第15回 | 生命保険の歴史 |