担当者 | 前川 正教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | CME-308 |
損害保険は、損害が生じた場合に保険金を受け取れるための制度です。損害保険というと事故があった場合の制度で重要ではあるものの何となく消極的なイメージを持つ人もいるかもしれません。しかしそれは逆で万が一の場合でも損害がてん補されることから、安心が生じ、新たなチャレンジに立ち向かえます。各種の損害保険は個人や企業のチャレンジを支える制度であると言えます。損害保険には、さまざまな種類があり、とても幅広いと同時に、それぞれの保険の中身はとても深いものとなっています。また新たな危険の出現とともに次から次に新しい損害保険が生まれ新たなチャレンジを支えています。損害保険はとても興味の尽きない制度です。損害保険の面白さ、可能性を理解してもらうことが授業の狙いです。授業は基本的に講義形式で行います。
①損害保険の基礎知識を修得することができます。
②各種の損害保険(自動車保険・火災保険・賠償責任保険・海上保険)の基本を理解することができます。
③再保険という仕組みを説明することができるようになります。
④インシュアテック時代の新しい損害保険商品を学ぶことができます。
①小テスト(複数回) 20%
②試験 80%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 『基礎からわかる損害保険』 | 損害保険事業総合研究所[編著] | 有斐閣 |
参考文献 | 『これだけは知っておきたい損害保険』 | 損害保険料率算出機構[編著] | 保険毎日新聞社 |
当日の講義は前回講義の各自の復習をもとに進めるので次のような準備学修課題を課します。
①講義で使用したパワポ資料は講義の翌日にはLMSにアップするので復習を兼ねてパワポ資料を熟読してください。
②講義内容に関連する文献・資料等(各回講義の中で都度参考文献は紹介)の自主学習に取組んでください。
③当日の講義では毎回講義内容のレジュメを配布するので講義内容の重要点を補記し復習に活用してください。
①欠席及び公欠の扱いについては原則大学の規定にフォローします。
②他の受講生の迷惑にならないように最低限の授業におけるマナーは厳守してください。(特に私語は慎んでください)
③受講に対してとくに対応が必要な場合(病気・ケガ・障害)は遠慮なく申し出てください。
④授業をよりよくしていく上での意見・感想・コメントも遠慮なく連絡ください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーション-授業の進め方・成績評価の方法および基準・準備学修の内容等の概要説明 |
第2回 | 損害保険の基礎 |
第3回 | リスクマネジメントと損害保険 |
第4回 | 損害保険の契約 |
第5回 | 損害保険の市場 |
第6回 | 損害保険の経営 |
第7回 | 自動車保険 |
第8回 | 火災保険 |
第9回 | 賠償責任保険 |
第10回 | 海上保険 |
第11回 | 再保険とその他のリスク分散手段 |
第12回 | リスクの多様化と新しい損害保険 |
第13回 | 特別講義(外部講師) |
第14回 | インシュアテック時代の損害保険商品 |
第15回 | 総まとめ |