地域メディア演習Ⅰ
担当者河嶋 春菜
単位・開講先選択  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングSEM-303

授業の概要(ねらい)

本演習は、メディアに深くかかわるテーマについて調べ議論をすることによって、メディアをめぐる法への理解を深めることをねらいとします。「地域メディ演習I」では、判例の検討を通じて、勉強します。必要に応じて、実務的な視点から学習する内容を追加します。授業は、履修者による報告と履修生全員での討論を中心に進めます。

授業の到達目標

①メディアをめぐる問題について、法学の視点から課題を構成することができる
②メディアをめぐる法的課題について自分の意見をもち、法学用語を使いながら、自分の言葉でそれを論理的に説明できる

成績評価の方法および基準

授業への参加及び発言、報告等の課題の内容を評価します(100%)。時折、知識の定着を確認するために小テストを実施し、その評価によっては成績に加点します。なお、やむを得ない事由以外による欠席を3回以上重ねた者に対しては、成績評価を行うことができません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜指示します
参考文献メディア判例百選〔第2版〕長谷部恭男=山口いつ子=宍戸常寿有斐閣

準備学修の内容

報告担当班は報告に向けた準備(調査、レジュメ作成等)を行う。 報告担当班以外の者は、教科書の該当部分とレジュメを読んで、論点・疑問点を整理し ておく。

その他履修上の注意事項

メディア法、憲法、行政法を履修していることが極めて望ましい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回メトドロジー
第3回報道と取材の自由(1)総論
第4回報道と取材の自由(2)報道の自由の意義
第5回小括
第6回取材の自由(1)取材の自由の意義
第7回取材の自由(2)取材の方法と制限
第8回取材の自由(3)つづき
第9回報道と取材の自由(4)政府情報へのアクセス
第10回小括
第11回地方の政治(1)
第12回地方の政治(2)
第13回地方の政治(3)
第14回小括
第15回まとめ