担当者 | 吉野 裕教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | GGR-216 |
地理学では現地調査(フィールドワーク)を行いながら、論文を作成していきます。したがって、みなさんは調査前には調査日程を自身で調整し、現地到着後は聞き取り調査・アンケート調査などの作業をすることになります。みなさんの中に、これらの作業の経験者はほとんどおられないと思います。この講義では現地調査のマネージメントや、聞き取り・アンケート調査の方法についてわかりやすく説明をしていきます。また、講義中に上記の作業を経験し(グループ活動)、論文の執筆に不可欠な技術・能力を実践的に身につけていきます。さらに、その成果を発表することにより、情報発信能力も培います(プレゼンテーション技術の向上)。
①現地調査のマネージメント方法を理解し、これについて説明できる。
②聞き取り調査の方法を理解し、質問項目を作成できる。
③アンケート調査の方法を理解し、アンケート項目を作成できる。
④アンケートの調査票を集計し、その分析結果をレポートとしてまとめることができる。
レポート(60%)と発表(40%)をもとに総合的に評価を行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ジオ・パルNEO 地理学・地域調査便利帳』 | 野間晴雄・香川貴志・土平 博・河角龍典・小原丈明編著 | 青海社 |
講義の前後にテキストで予習・復習をして下さい。また、地理学とその隣接分野の書籍を読み、知識の獲得に励んで下さい。
・「地理学実習Ⅰ」とあわせて通年で受講することを望みます。
・この科目で学んだことをふまえて卒業論文を作成します。この科目が卒業論文の質を左右するものであることを意識して出席して下さい。
・毎回、リアクションペーパーを配布します。このカードに質問・意見・要望などを自由に書いて提出して下さい(記載内容で減点することはありません)。
・出席回数が少ない、レポートが未提出である、発表時に無断で欠席したなどの場合は、成績評価の対象とはしません。やむを得ない事情がある場合は、ご相談下さい。
・発表時にパワーポイントを使用して下さい。これを機に、パソコン関連の知識と技術を磨いて下さい(使用方法は第1回目で学びます)。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、受講上の諸注意 |
第2回 | 現地調査とは何か?①準備・調査内容の決定方法 |
第3回 | 現地調査とは何か?②現地での「動き方」 |
第4回 | 聞き取り調査に挑戦しよう①聞き取り項目の作成 |
第5回 | 聞き取り調査に挑戦しよう②聞き取りをしてみる |
第6回 | 聞き取り調査に挑戦しよう③調査項目の修正 |
第7回 | 聞き取り調査に挑戦しよう④発表 |
第8回 | アンケート調査に挑戦しよう①アンケート調査の種類と方法 |
第9回 | アンケート調査に挑戦しよう②調査項目の作成 |
第10回 | アンケート調査に挑戦しよう③調査結果の集計 |
第11回 | アンケート調査に挑戦しよう④分析 |
第12回 | アンケート調査に挑戦しよう⑤作図 |
第13回 | アンケート調査に挑戦しよう⑥作図 |
第14回 | アンケート調査に挑戦しよう⑦発表 |
第15回 | 総括 |