地理学特殊講義2C-Ⅰ
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングGGR-203

授業の概要(ねらい)

日本は世界の他地域と比べて季節による気候の変化が明瞭であるといわれています。
また、南北に長く、地形が複雑な日本列島では、地域毎に異なった気候の特徴がみられます。
季節変化に富み、地域差が大きい日本の気候は、人々の生活や文化にも大きな影響を及ぼしています。
この授業では、日本の各地域の気候の特徴とその形成要因について理解を深めることを目指します。

授業の到達目標

日本の気候にみられる季節変化の特徴を理解し、これについて説明することができる。
日本各地の気候の特徴とその形成要因を理解し、これについて説明することができる。

成績評価の方法および基準

試験の結果(80%)と受講態度(20%)をもとに評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書指定しない
参考文献『学んでみると気候学は おもしろい』日下博幸ベレ出版
参考文献『日本の気候I ―最新データでメカニズムを考える― 』吉野正敏監修二宮書店
参考文献『やさしい気候学 第4版』仁科淳司古今書院

準備学修の内容

授業内容を復習するように心がけてください。
専門用語については、図書館等を活用して調べるように心がけてください。

その他履修上の注意事項

高校で使用したものでよいので、地図帳を持参することを勧めます。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス 履修上の注意
第2回日本をとりまくアジアの気候
第3回日本の季節は「四季」ではなく「六季」
第4回冬の気候
第5回春の気候
第6回梅雨季の気候
第7回盛夏の気候
第8回秋雨と台風
第9回秋の気候
第10回日本の気候区分
第11回北海道と東北地方の気候
第12回関東地方と中部地方の気候
第13回近畿地方と瀬戸内海沿岸地域の気候
第14回九州地方と南西諸島の気候
第15回まとめと試験