日本古文書学演習
担当者山本 英貴教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本史・文化財学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

本授業は、受講生が自身の研究で使用する古文書の解読に必要な力を養うことを目的としている。授業について、前半は教員が用意する西国諸藩・旗本の古文書(コピー)を解読し、後半は受講生が収集した研究で使用予定の古文書を解読する。

授業の到達目標

 受講生が自身の研究で使用する古文書を解読できるようになる。
 日本近世史に対する理解を深める。

成績評価の方法および基準

 受講生の報告、報告に対する質疑・応答などを加味して判断する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『くずし字用例辞典』普及版(1993年)児玉幸多東京堂出版

準備学修の内容

 受講生は報告を担当する一週前に、解読する古文書(コピー)を提出する。
 報告者以外の学生は、配付された古文書を読んだ上で授業にのぞむこと。

その他履修上の注意事項

 日本近世史に関心のある学生の履修が望ましい。

授業内容

授業内容
第1回 授業の説明・報告者の選定
第2回 西国諸藩の古文書を読む(萩藩毛利家文書)①
第3回 西国諸藩の古文書を読む(萩藩毛利家文書)②
第4回 西国諸藩の古文書を読む(岡山藩池田家文書)①
第5回 西国諸藩の古文書を読む(岡山藩池田家文書)②
第6回 旗本の古文書を読む(稲生家文書)①
第7回 旗本の古文書を読む(稲生家文書)②
第8回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論①
第9回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論②
第10回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論③
第11回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論④
第12回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論⑤
第13回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論⑥
第14回 受講生が研究で使用する古文書の解読と議論⑦
第15回 まとめ