日本古代中世史研究
担当者佐伯 智広教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本史・文化財学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 学術論文の執筆のためには、先行研究を批判的に検証し、適切な課題を設定する能力が不可欠である。本授業では、日本古代中世史に関する学術論文を具体的に取り上げ、当該論文中に引用されている史料・先行研究を検証し、内容の精読を行う。

授業の到達目標

先行研究の内容を適切に把握する読解力を身に付ける。
史料・先行研究の収集力を身に付ける。
日本中世史の研究状況を理解する。

成績評価の方法および基準

授業内発表30%
討論での発言20%
期末レポート50%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献なし

準備学修の内容

発表担当者は、対象論文の要約と、引用文献・史料の収集を、事前に行う必要がある。
それ以外の受講者は、対象論文の熟読を事前に行う必要がある。

その他履修上の注意事項

対象論文は日本古代・中世史に関する学術論文に限定される。

授業内容

授業内容
第1回授業の進行についてのガイダンス
第2回対象論文の提出と選択理由の発表
第3回先行研究への批判的考察に関する討論
第4回対象論文の要約発表1
第5回対象論文の要約発表2
第6回対象論文の要約発表3
第7回対象論文の引用文献に関する発表1
第8回対象論文の引用文献に関する発表2
第9回対象論文の引用文献に関する発表3
第10回対象論文の引用史料に関する発表1
第11回対象論文の引用史料に関する発表2
第12回対象論文の引用史料に関する発表3
第13回対象分野の研究状況と課題についての発表1
第14回対象分野の研究状況と課題についての発表2
第15回対象分野の研究状況と課題についての発表3