担当者 | 山下 須美礼教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | JPH-228 |
幕末維新期に記された史料をテキストとして、史料の読解力を養い、史料の背景にある時代状況や地域の在りようについて調査し、考察する力を身につける。史料は、戊辰戦争時の諸藩の記録を取り上げる。各自一つの史料(一つの藩)を担当して、段階的に3回発表を行うことで内容の理解を深めるとともに、調査方法を自ら探索していく。他の受講者の担当史料についても、自分の担当箇所と対照させながら互いに活発に議論を行い、それぞれの大名家・地域社会における対応の諸相を考察することで、幕末維新期に対する理解を深める。
近世史料の読解力を養うとともに、関連する史料や文献の探し方、調べ方を習得する。
①予習に基づいた、毎回の授業への参加度(20%)
②発表担当の際の準備度合いおよびその発表内容(60%)
③秋期末に提出するレポートの内容(20%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 図録 古文書入門事典 | 若尾俊平 | 柏書房 |
参考文献 | 戊辰戦争の新視点 世界・政治 | 奈倉哲三, 保谷徹, 箱石大 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 戊辰戦争の新視点 軍事・民衆 | 奈倉哲三, 保谷徹, 箱石大 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 戊辰戦争の史料学 | 箱石大 | 勉誠出版 |
参考文献 | 戊辰戦争 戦争の日本史18 | 保谷徹 | 吉川弘文館 |
参考文献 | シリーズ藩物語 [別冊] それぞれの戊辰戦争 | 佐藤竜一 | 現代書館 |
発表者が担当する史料について、各自で読み方や意味を調べ、文意と内容を把握して授業に臨む。必要に応じて他の史料や参考文献にあたり、背景となる政治や社会状況についても説明できるようにする。授業内で配布するプリントで、読み方や内容をチェックする。
・毎回の予習は必須である。
・史料の読み方や内容を確認し、分からないところをはっきりさせた上で授業に参加すること。
・質疑応答への参加も必須。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(テキスト・参考文献の紹介・授業の進め方・評価の仕方) |
第2回 | プレ発表①:担当する史料の概要 |
第3回 | プレ発表②:担当する史料の概要 |
第4回 | プレ発表③:担当する史料の概要 |
第5回 | 本発表①:史料の読解と調査・考察の報告 |
第6回 | 本発表②:史料の読解と調査・考察の報告 |
第7回 | 本発表③:史料の読解と調査・考察の報告 |
第8回 | 本発表④:史料の読解と調査・考察の報告 |
第9回 | 本発表⑤:史料の読解と調査・考察の報告 |
第10回 | 本発表⑥:史料の読解と調査・考察の報告 |
第11回 | 本発表⑦:史料の読解と調査・考察の報告 |
第12回 | 補足発表①:本発表の補足 |
第13回 | 補足発表②:本発表の補足 |
第14回 | 補足発表③:本発表の補足 |
第15回 | 授業のまとめとレポート提出 |