担当者 | 大野 雅子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | ENG-303 |
この授業においては通訳ガイドと通訳の実践的練習を行う。通訳ガイドと通訳は異なる技能を必要とする異なる職種である。前半は通訳ガイドのトレーニング。日本文化の様々な側面を外国人観光客に英語で説明する実践練習を行う。後半は通訳のトレーニング。通訳において重要なのは、英語から日本語へ、または日本語から英語へ、すばやく変換することである。そのためのトレーニングとして、単語のクイック・レスポンス、英語の順番に日本語に訳していくサイト・トランスレーション、間を置きながら訳していく逐次通訳、同時に訳す同時通訳を行う。
1. 通訳ガイドに必要な日本文化についての知識を修得する。
2. 通訳ガイド・通訳を行うために十分な語彙力を身につける。
3. 通訳に必要なスキルを身につける。
4. 英語のリスニング力を養う。
授業内発表 と授業内提出物40%、単語テスト20%、中間テスト20%、期末テスト20%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | はじめてのウィスパリング同時通訳 | 柴田バネッサ | 南雲堂 |
参考文献 | 『ゼロからスタートEnglish』vol. 57、「日本の春を英語でガイドしよう」 | Jリサーチ出版 | |
参考文献 | 『ゼロからスタートEnglish』vol. 58、「日本の夏を英語でガイドしよう」 | Jリサーチ出版 | |
参考文献 | 『ゼロからスタートEnglish』vol. 59、「日本の秋を英語でガイドしよう」 | Jリサーチ出版 | |
参考文献 | 『ゼロからスタートEnglish』vol. 60、「日本の冬を英語でガイドしよう」 | Jリサーチ出版 |
配布プリントの英語の意味を調べてくる。授業で学んだ英語表現を使って口頭で発表できるようにする。単語テストをほぼ毎週行うので、授業で学んだ英語表現のスペリングや意味を覚える。
通訳とは実践である。講義形式の授業ではない。主体的に授業に参加し、積極的に英語を話そうとすることが重要である。
1年次配当の「翻訳・通訳入門I・II」(大野雅子担当)を履修していることが望ましい。
同時限に開講される澤田悠紀先生の「通訳論II」は上級クラス、このクラスは初級クラスである。このクラスにおいてSを取得することはできない。Aは上位10%程度。上級クラスにおいては、初回の授業でテストを行い、履修資格者を決定する。そのテストで漏れた学生は2回目以降、この初級クラスに参加することができる。
上記の上級クラス履修資格テストを受験しない学生は初回から授業に参加すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業説明、日本の春の食べ物 |
第2回 | 日本の食べ物―乾物、日本の野菜、和菓子、漬物 |
第3回 | 日本の春の絶景スポット |
第4回 | 日本の夏の食べ物 |
第5回 | 日本の夏の行事 |
第6回 | 日本の夏祭り |
第7回 | まとめと中間テスト |
第8回 | 単語のクイック・レスポンス |
第9回 | 日英サイト・トランスレーション(1)オリンピックの柔道 |
第10回 | 日英サイト・トランスレーション(2)ニュース |
第11回 | 日英逐次通訳(1)オリンピックの陸上 |
第12回 | 日英逐次通訳(2)ニュース |
第13回 | 日英同時通訳(1)オリンピックの柔道 |
第14回 | 日英同時通訳(2)ニュース |
第15回 | 復習 |