美術史・文化遺産特殊講義1C-Ⅱ
担当者岡部 昌幸教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングFAH-202

授業の概要(ねらい)

グローバル・アート・ヒストリーの観点から、日本美術史、西洋美術史、東洋美術史を包括して幅広く、楽しく学びます。分野は絵画だけでなく、彫刻、装飾美術・工芸、建築 ファッション・服飾史、写真、現代美術、また美術だけでなく関連のある音楽、演劇、古典芸能、文学など諸芸術のほか、広く文化史、生活史におよびます。以上、関連のある学生諸君には率先して美術史の基礎知識を学ぶことを薦めます。講義は毎回スライド、DVD等の映像教材を使用します。今学期は、印象派とルネサンス美術、ギリシア神話、現代美術をテーマとした美術を軸として学びます。適宜、グループワークとディスカッションを課します。

授業の到達目標

美術史の研究方法に親しみ、作品論が書けるようになる。

成績評価の方法および基準

授業態度を重視します。また②学期中に小レポートを2、3回、そして③学期末に400字×10枚程度のレポートの提出、④指定された美術館・歴史的文化財の見学、学外授業を課し、およそ①を30%、②を15%、③を40%、④を15%の割合で総合評価を行います。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業中に指示します。
参考文献授業中に指示します。

準備学修の内容

美術館の見学、学外授業を課します。また、学外で実技の学習やワークショップをする予定です。

その他履修上の注意事項

多様なジャンルを広く概観するためには、自主的な勉強と旺盛な好奇心が必要です。受講者にもこの講義の流れに沿い、それぞれ自分自身が受講の目標の設定、学習の計画、将来の展望を明確にもって、この講義の受講を有意義なものとする意欲と心構えを前提として求めたいと思います。

授業内容

授業内容
第1回印象派の画家たち(1)
第2回印象派の画家たち(2)
第3回印象派の画家たち(3)
第4回後期印象派の画家たち(1)
第5回後期印象派の画家たち(2)
第6回学外授業ー美術館見学
第7回レオナルド・ダ・ヴィンチ(1)
第8回レオナルド・ダ・ヴィンチ(2)
第9回レオナルド・ダ・ヴィンチ(3)
第10回東山文化と日本の伝統
第11回ギリシア神話と美術(1)
第12回学外授業ー美術館見学
第13回ギリシア神話と美術(2)
第14回世界の現代美術
第15回日本の現代美術