担当者 | 渡邉 公太教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | PHE-204 |
本講義は、近代日本の思想・文学等に関する基礎的知識を習得することを目指します。なお授業では、日本にとどまらず、西洋を中心とした世界的視野からの考察を行うことで、日本の立ち位置を相対的に把握します。すなわち、日本にとって「近代」とはいかなる時代で、当時の人々はどのような解釈をしたのか、そしてそれは現在を生きる我々にとってどのような意味を持つのか、受講生には自発的に考えていってもらいます。
・近代日本(および西洋)の思想史や文学史の基礎的知識を正確に理解する。
・基礎知識を踏まえ、現代世界における「近代」の意味を論理的に説明できる。
・平常点(出席、授業時の課題など):30%
・学期末試験:70%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しない。 | ||
参考文献 | 毎回の授業にて紹介する。 |
予習を義務づけることはしないが、毎回の授業後に必ず復習をする。その際、授業時に紹介する参考文献の該当箇所を読み、理解できなかった点などはさらに調査するか、教員へ質問するなどして解決する。
・授業時には、適宜学生からの発言を求めることがある。その際は必ず自分の意見を必ず述べること。
・授業中に私語をするなど妨げとなる行動をした場合は、大幅な減点対象となり、以後の受講を認めないこともあり得る。
・(受講者数が50名を超えない限り)対面授業で実施する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 西洋近代の文学Ⅰ |
第3回 | 西洋近代の文学Ⅱ |
第4回 | 西洋近代の文学Ⅲ |
第5回 | 明治初期の日本文学 |
第6回 | 明治中期の日本文学Ⅰ |
第7回 | 明治中期の日本文学Ⅱ |
第8回 | 明治後期の日本文学 |
第9回 | 浪漫主義 |
第10回 | 夏目漱石とその門弟 |
第11回 | 白樺派 |
第12回 | 新技巧派とプロレタリア文学 |
第13回 | 戦争と文学 |
第14回 | 敗戦後文学 |
第15回 | 総まとめ |