担当者 | 野澤 丈二教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | ECH-103 |
TAEP(帝京アジア交流プログラム)留学生向けの科目で、原則として英語を使用言語とします。
この授業では、主に15世紀から20世紀までを対象として、国と国・地域と地域などの相互の繋がりや影響に主眼を置いて、経済史をより国際的な視点から学びます。経済の三要素といわれるヒト・モノ・カネに加えて、そのほかさまざまなな要因(制度・情報・技術・宗教・教育・地理・環境など)も考慮に入れながら、今日のグローバルな世界の成り立ちについて学びます。
① 経済史とはなにかを説明できる。
② 経済的に不均衡な世界の成り立ちを、その歴史的背景から説明できる。
③ 過去や歴史を知ることで、現在生きている状況を相対化し、複眼的な思考を養う。
平常点:出席、授業への積極的な参加、授業内課題(30%)、期末試験(70%)
課題や試験の内容については、授業の様子を見たうえで判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
参考文献 | 『Global Economic History : A Very Short Introduction』 | ・Robert C. Allen | (Oxford UP, 2011) |
授業で指定する予習資料を事前に必ず読んでくること。
現在、「グローバル」な視点から書かれた歴史書が、一般向けにも多く刊行されています。書店に立ち寄る機会があれ ば、ぜひ関連書棚を眺めてみてください。もちろんネット上で閲覧できる書評なども活用してください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション |
第2回 | 歴史学とはなにか、経済史とはなにか? |
第3回 | 授業内課題① |
第4回 | 西欧の海外拡張 |
第5回 | 大いなる分岐 |
第6回 | 産業革命 |
第7回 | 授業内課題② |
第8回 | ドイツとアメリカ |
第9回 | インドの挫折 |
第10回 | 南北アメリカの比較 |
第11回 | 授業内課題③ |
第12回 | アフリカ |
第13回 | 日本のキャッチアップ |
第14回 | ソ連と東アジア |
第15回 | まとめと試験 |