日本文化Ⅰ-Ⅰ
担当者保田 那々子
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJLT-101

授業の概要(ねらい)

きものは日本の民族衣装とされ、現在では礼装となっているが、日本人はきものだけを装ってきたわけではない。なぜきものが民族衣装として生き残ることができたのだろうか。前期の授業では現代のきものにいたるまでの変遷を概観する。

授業の到達目標

・現在のきものにいたるまでの服飾の変遷を理解する。
・きものが礼装となるまでの過程を説明できる。

成績評価の方法および基準

期末試験50%、ワークシート30%、授業態度20%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書使用せず、適宜補足のためのプリントを配布する。
参考文献『日本服飾史』増田美子東京堂出版

準備学修の内容

授業中に配布するワークシートを持参して、東京国立博物館の特別展「きもの Kimono」(2020年4月14日~6月7日)を観覧し、提出する。その他、関連する展示があれば授業中に告知する。

その他履修上の注意事項

質問やリアクションペーパーを通じての積極的な授業への参加を期待しています。
私語など、他の学生の授業参加の妨げとなる行為がある場合、退出を命じることがあります。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回原始の装い
第3回胡服と身分規定
第4回唐風化と正倉院
第5回公家男性の服飾
第6回公家女性の服飾
第7回戦と装い
第8回武家男性の服飾
第9回武家女性の服飾
第10回小袖の変遷
第11回江戸のファッションリーダー
第12回明治と大正のきもの
第13回礼装化するきもの
第14回まとめ
第15回期末試験