基礎法学Ⅱ
担当者呉  柏蒼
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングFUL-202

授業の概要(ねらい)

法は、社会生活では必ず存在する大切なものですが、それを学ぶことは難しい、というイメージが否めません。法学に精通するためには大層な努力が必要ではありますが、実は、気楽に学べば、どなたもその面白さに気がつくはずです。この講義は、できるだけ法学の基礎を簡単に説明し、法を学ぶパートナーとして、社会生活にある様々なことについて、ディスカッションなどを通して法的視点で一緒に考えていきます。

授業の到達目標

法の基礎概念を把握しつつ、法的視点から考える能力を身につけてもらいます。

成績評価の方法および基準

学期に1回程度、レポートを提出してもらいます。定期試験の成績(80%)と授業への積極性を中心とした平常点(20%)を基本にして、レポートの内容を加点要素として総合で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は特に指定しません。授業中、適宜レジュメを配布します。
参考文献法学概論霞信彦〔編〕慶應義塾大学出版会

準備学修の内容

講義内容は前後で関連する部分もありますので、ノートやレジュメを復習することで、その後の授業の理解に役立つでしょう。

その他履修上の注意事項

形式を問わず六法を持参してください。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス 
第2回刑法の意義
第3回犯罪の成立
第4回犯罪の追及
第5回犯罪と刑罰
第6回国民の司法参加と裁判員制度
第7回犯罪被害者について考えましょう
第8回冤罪について考えましょう
第9回中間まとめ・ディスカッション
第10回少年法
第11回高齢社会と法
第12回情報化社会と法
第13回グローバル社会と法
第14回環境・健康と法
第15回まとめ