担当者 | 望月 有希子 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | LIH-304 |
図書館の使命は利用者が必要とする資料を提供することである。そのために,資料をいつでも利用できる状態にしておくこと,そして後世にそれらを残していくことが,図書館における資料保存の活動である。図書館の資料保存が博物館などの機関の保存と大きく異なる点は,利用に供しながら保存していかなければならないことである。この授業では,紙資料を中心として,図書館における資料保存の方策について学ぶ。
・図書館の紙資料の劣化,破損について理解する
・図書館の紙資料の保存管理について理解する
・図書館資料の利用と保存の両立について理解する
テスト(70%),課題・授業参加度(30%)の総合評価
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『IFLA図書館資料の予防的保存対策の原則』2003 | エドワード・P. アドコック編集 | 日本図書館協会 |
授業で扱った各トピックで興味を持ったものについて調べ理解を深めること。
図書館に行った際は,資料の状態について意識して観察すること。
第1回目の授業では,授業の進め方,成績評価方法などについて説明するので必ず出席すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 図書館における資料保存 |
第2回 | 紙資料の劣化の内的要因 |
第3回 | 紙資料の劣化の外的要因 |
第4回 | 紙資料の保存環境 |
第5回 | 紙資料の修復 |
第6回 | 水害被災した紙資料の保存 |
第7回 | 紙資料の分析科学 |
第8回 | 古典籍資料の劣化状態の調査 |
第9回 | 図書館における紙資料の保存管理の歴史 |
第10回 | 曝書 |
第11回 | 図書館資料の保存管理の方策 |
第12回 | 劣化状態調査の説明 |
第13回 | 劣化状態調査の実際 |
第14回 | これからの図書館における紙資料の保存管理 |
第15回 | まとめと試験 |