図書・図書館史
担当者望月 有希子
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングLIH-212

授業の概要(ねらい)

図書館の機能は時代とともに変遷している。これまでの図書館の情報資源の形態や生産流通の発達,欧米,アジア,日本の各地域における公共図書館の成立,図書館制度や各種図書館サービスの発展について,司書として必要な知識を習得し,現代の図書館の在り方について理解を深める。

授業の到達目標

・図書館資料の変遷や生産流通の歴史を理解する。
・古代から現在に至る図書館の発展の流れを理解し,図書館の歴史的,社会的意義を説明できるようになる。

成績評価の方法および基準

テスト(60%),課題・授業参加度(40%)の総合評価

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
参考文献『図書・図書館史』2012佃一可編集 樹村房
参考文献『図書・図書館史』2013小黒浩司編著日本図書館協会

準備学修の内容

毎回授業で行う小テストで正解しなかった問題を中心に復習すること。
出された課題に取り組むこと。

その他履修上の注意事項

第1回目の授業では,授業の進め方,成績評価方法などについて説明するので必ず出席すること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回図書館の始まり
第3回ヨーロッパ(1) 古代ギリシャ・ローマ
第4回ヨーロッパ(2) 中世
第5回ヨーロッパ(3) 近世
第6回ヨーロッパ(4)・アメリカ 近現代
第7回中国・朝鮮(1) 古代から唐
第8回中国・朝鮮(2) 五代十国~清代,朝鮮王朝時代
第9回日本(1) 古代
第10回日本(2) 中世
第11回日本(3) 江戸
第12回日本(4) 明治・大正
第13回20世紀の図書館
第14回第2次世界大戦後の日本の図書館
第15回試験とまとめ