授業の概要（ねらい）

　「報道研究」とは時事問題の解説でも、時事評論でもなく、報道を対象とする研究行為である。この授業では、政治理論、社会理論、メディア・ジャーナリズム理論に依拠しながら、社会問題報道の研究を行っていく。そしてそうした理論的観点から報道の社会的機能について、知見を積み重ね、社会学的な議論へとつなげていく。
　なお、扱う事例は社会情勢によって変わることがある。

授業の到達目標

　社会学科の学生として報道の社会的機能について理解して社会学的な知見を高め、それを決まった分量のレポート（もしくは答案）にまとめることができるようになること。

成績評価の方法および基準

　期末試験（もしくは期末レポート）80%、授業内レポート20%。

教科書・参考文献

準備学修の内容

事前に指定した文献・資料の精読。授業内レポートのための準備。

その他履修上の注意事項

3年次設置の専門科目であるため、履修者数の上限を設けることもある。

授業内容