担当者 | 横手 拓治 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SEM-402 |
学生各自が自身のテーマをもとに卒業研究に取り組む過程を指導する。研究論文作成に至る実践的な知識を伝えるとともに、レビューやディスカッションをふまえ、テーマを深めていくことをサポートする。
3年生は学生各自が卒業研究のテーマを見出し、能動的に取り組む基礎固めをする。4年生は実際の制作に向けて、実践的な活動に取り組む。加えて、着想の方法および原稿整理の技術を修得する。
授業中の積極性・理解度、制作発表物・プレゼンテーション、レビューの内容で総合評価を行う。積極性・理解度30点、制作発表等の内容評価40点、レビューの内容評価30点、以上の合計100点。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『アイデアのつくり方』 | ジェームス・W・ヤング著、今井茂雄訳、竹内均解説 | cccメディアハウス |
◆研究発表を行う学生は、充分な準備をして臨むこと。
◆研究発表の経緯を受け、講義内容に微調整を加えていく場合がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 論文の書き方の講義① 構造としてのアウトライン |
第3回 | 論文の書き方の講義② 論証の方法 |
第4回 | 論文の書き方の講義③ パラグラフをもとに書く |
第5回 | 論文の書き方の講義④ わかりやすい文章 |
第6回 | 論文の書き方の講義⑤ 全体の仕上げについて |
第7回 | 学生による第1回発表 グループ1 |
第8回 | 学生による第1回発表 グループ2 |
第9回 | 学生による第1回発表 グループ3 |
第10回 | 【着想(アイデア)の獲得のために】ジェームズ・ヤングの『アイデアのつくり方』はごく短く(新書サイズ本で本文58ページ)、80年前(1940年)に刊行された古い本だが、現代でも第一線のメディア関係者にとって教科書的存在となっている。長期間にわたり影響を及ぼしているのは、それだけ内容が普遍的だからだ。この本は一般的には広告宣伝関係者向けといわれるが、プランナーから編集者まで、幅広く基礎的な学習に役立つ名著である。本講ではこの本を学生と一緒に読んでいく。 |
第11回 | 【原稿整理の方法】まず、原稿とは何か、に対する理解からはじめる。そのうえで教員が、読者の立場に立った、わかりやすく読みやすい文章のつくり方、原稿を整理する方法について講じていく。のち学生は、実際に原稿整理作業を行う。出題文は教員が作成・印刷し、当日配布する。 |
第12回 | 学生による第2回発表 グループ1 |
第13回 | 学生による第2回発表 グループ2 |
第14回 | 学生による第2回発表 グループ3 |
第15回 | 第14回までの授業について、まとめの講義を教員が行う。 |