担当者 | 成家 篤史教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-211 |
知識基盤社会における教育の在り方は、単に知識や技能を習得する(させる)だけではこと足りない。自己や学習対象への意味を変成させ続ける「学び」が求められてきている。教科体育においても同様で、自己や他者やモノとの関係の中で、運動の意味を立ち上げ、変成させ続けていくプロセスの中で技能や知識、社会性といったことなどを身に付けていくことが求められている。このような体育の学びを保証する授業づくりについて理論的に学ぶことを本授業の目的とする。
・学習指導要領における体育科の目標と内容を説明できる。
・指導要録における観点別評価、評定について説明できる。
・運動の意味生成に着目した体育科の授業づくりに関するビジョンを持つことができる。
・授業内レポート・提案・質疑応答 30%
・総括的テスト 40%
・授業への出席及び参加態度 30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『アクティブ・ラーニングで学ぶ小学校体育の授業づくり』 | 鈴木直樹ら編 | 大学教育出版 |
教科書 | 『小学校学習指導要領解説(体育編)』 | 文部科学省 | |
参考文献 | 『小学校教師の専門性育成』 | 帝京大学初等教育研究会編 | 現代図書 2020 |
参考文献 | 『子どもの未来を創造する体育の「主体的・対話的で深い学び」』 | 鈴木直樹ら編 | 創文企画 |
学習指導案の作成においては深い学習内容の理解が求められる。MELIC等を活用し、体育科における予備知識を増やし、先行実践例等の把握に努めること。
体育科教育では何を求められ、何を大切にしていかなければならないのかということを自分なりに考えてもらいたい。受け身として学ぶのではなく、積極的な姿勢で授業に参加してほしい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション グループワーク |
第2回 | 学習指導要領の変遷と改訂の要点 グループワーク |
第3回 | 体育科の目標と内容の概要 グループワーク |
第4回 | 体育授業の内容構成論 グループワーク |
第5回 | 体育授業の展開構成論-伝達型の学習と生成型の学習- グループワーク |
第6回 | 体育授業の展開構成論-学習形態・学習過程- グループワーク |
第7回 | 学習評価論 グループワーク |
第8回 | 体育科の内容①-体つくり運動- 実技、グループワーク |
第9回 | 体育科の内容②-器械運動- グループワーク |
第10回 | 体育科の内容③-陸上運動- 実技、グループワーク |
第11回 | 体育科の内容④-水泳- グループワーク |
第12回 | 体育科の内容⑤-ボール運動- 実技、グループワーク |
第13回 | 体育科の内容⑥-表現運動- 実技、グループワーク |
第14回 | 体育科の内容⑦-保健- グループワーク |
第15回 | 本講義のまとめ テスト |