担当者 | 千代 勇一教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
本セミナーは卒業論文、卒業研究をするための第一段階として、リサーチ・プロポーザルを書き上げることを目的としている。これまでにスペイン語やスペイン語圏地域のことを広く学んできているが、これからは特定のテーマを掘り下げていくことが求められる。受講生は本セミナーを履修後に留学が予定されており、帰国後にはさらに研究を深めることとなる。またその成果を卒業論文としてまとめることもできる。
そこで、留学中に現地で資料・文献・データの収集とその分析をスムーズに行うためには、事前に(1)研究テーマを定め、(2)これに関する基礎知識を得たうえで、(3)研究の具体的な計画を策定することが重要である。セミナーではまずリサーチ・プロポーザルとは何かということを考え、その後、テーマの選定や先行研究のレビューを行い、最終的には研究計画を加えてリサーチ・プロポーザルとして提出してもらう。
少人数である利点を活かし、毎回の授業ではプレゼンテーションと議論を中心に行い、そのための準備作業を授業外の時間に行う必要がある。また、プレゼンテーションにおいては司会、タイムキーパーなども学生に担当してもらう。これらを通じて、研究計画だけでなく、社会人として不可欠なチームワーク、コミュニケーション力、責任感なども培われることを期待している。
(1)研究テーマの選定、テーマに沿った資料の収集と文献表の作成
(2)プレゼンテーションの技術の向上とディスカッションへの積極的参加
(3)リサーチ・プロポーザルの提出
平常点:25%
発表:25%
リサーチ・プロポーザル:50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
・テーマの選定、文献や資料の収集、プレゼンテーションの準備を行う際には、教員に進捗状況を報告し、内容について相談し、指導を受けること。
・毎回の発表に際してはどのようなテーマであれ何かコメントできるように日頃から情報収集を行ったり、あらゆる事象に興味関心を持つように努めること。
・プレゼンテーションに対する発言(質問、コメント)を積極的に行うこと(毎回1回以上の発言が望ましい)。
・発表の準備を早めに行い、少なくとも1日前までには資料を教員に提出すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:リサーチ・プロポーザルとは何か。 |
第2回 | 研究テーマの選定と文献表の書き方 |
第3回 | 研究テーマの発表(1) |
第4回 | 研究テーマの発表(2) |
第5回 | 研究テーマの発表(3) |
第6回 | 研究テーマの発表(4) |
第7回 | 資料の集め方、文献表の書き方 |
第8回 | 文献表の作成 |
第9回 | リサーチ・プロポーザルの発表(1) |
第10回 | リサーチ・プロポーザルの発表(2) |
第11回 | リサーチ・プロポーザルの発表(3) |
第12回 | リサーチ・プロポーザルの発表(4) |
第13回 | リサーチ・プロポーザルの発表(5) |
第14回 | リサーチ・プロポーザルの発表(6) |
第15回 | 総括 |