スポーツコンディショニング論Ⅲ
担当者佐野村 学教員紹介, 佐保 泰明教員紹介, 永井 将史
単位・開講先選択  2単位 [スポーツ医療学科]
科目ナンバリングSPS-309

授業の概要(ねらい)

 スポーツコンディショニングの概念を理解し、最高のパフォーマンス発揮やスポーツ傷害予防の為の具体的なトレーニング法について学ぶ。本授業では、主に筋力トレーニング、サーキットトレーニング、アジリティトレーニング、コーディネーショントレーニングなどのトレーニング法について、その理論と実際の方法を実技を通じて習得する。スポーツ現場において、適切に対応することが出来る技術を身につけるとともに、各種トレーニング法が提供きるようになることを目指す。

授業の到達目標

 ・筋力トレーニングの理論の説明と実践ができる。
 ・サーキットトレーニングの説明と実践ができる。
 ・アジリティトレーニングの説明と実践ができる。
 ・コーディネーショントレーニングの説明と実践ができる。
 ・スプリントトレーニングの説明と実践ができる。
 ・スタビリティトレーニングの説明と実践ができる。

成績評価の方法および基準

 レポート課題もしくは小テスト30%、筆記試験70%で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト 第6巻 予防とコンディショニング日本スポーツ協会
参考文献 日本体育協会公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト 第2巻 運動器の解剖と機能日本スポーツ協会
参考文献 JATIトレーニング指導者テキスト全3巻(理論編,実技編,実践編)大修館書店

準備学修の内容

 授業計画に示されている各種トレーニングの理論と方法について、教科書を用いて該当する項を読んでまとめておくこと。また、本授業で取り上げるトレーニング法を習得する為に、運動器の機能解剖の知識が最低限必要とされる。体幹、上肢、下肢の代表的な筋や骨格、関節について事前にまとめておくこと。

その他履修上の注意事項

 授業で習得したトレーニングの方法をスポーツ現場などで積極的に実践し、その技法をきちんと体得すること。本科目はアスレティックトレーナー志願者のみならず、トレーニング指導者、健康運動指導者、体育教員を目指す学生にも積極的に参加してほしい。尚、本科目はスポーツコンディショニング論Ⅰを履修していることが望ましい。
   
【重要】今年度は新型コロナウイルスの影響を鑑みて、履修人数制限を設けます。最大40名までとします。40名を超える希望者がいる場合は抽選とします。尚、本科目は日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー受験資格取得の為の必修科目になっていますので、受験希望する学生を優先的に受け入れることとします。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス・オリエンテーション
第2回筋力トレーニングの理論と方法
第3回筋力トレーニングの方法とその実際
第4回筋力トレーニングおよび最大筋力測定とその実際
第5回各種筋力トレーニングの方法とその実際
第6回サーキットトレーニングの理論と実際
第7回サーキットトレーニングのプログラム作成とその実際
第8回アジリティトレーニングの理論と方法、その実際
第9回スプリントトレーニングの理論と方法、その実際
第10回コーディネーショントレーニングの理論と方法
第11回コーディネーショントレーニングの方法とその実際
第12回スタビリティトレーニングの理論と方法
第13回スタビリティトレーニングの方法とその実際
第14回まとめ
第15回まとめと試験