言語学基礎講義Ⅱ
担当者李  英蘭教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングLIN-302

授業の概要(ねらい)

本授業は、言語学基礎講義Ⅰの続きで、言語学の基礎知識を基に、言葉と社会との関係を探求することを目的とする。それを「社会言語学」と言う。本授業では、言語が社会からいかに影響を受けているのか、また言語が社会にいかなる影響を与えているのか、その関係性について、さまざまな研究実例を紹介しながら学習する。そして、自分の周りの社会現象と言葉との関係を考えてもらう。

授業の到達目標

①言語と社会との関係性についての理解を深める。
②学習者の周りの社会現象と言語との関わりを考える。

成績評価の方法および基準

出席状況・授業参加度・小テスト・課題・及びレポートなどを総合して評価する。
平常点:30%(出席・授業参加度・小テスト・課題) 中間レポート:30%  期末テスト:40%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書概説社会言語学岩田裕子、重光由加、村田泰美ひつじ書房(2013)
参考文献社会志向の言語学 社会言語学入門(改訂版)南雅彦
東照二
くろしお出版(2017)
研究社(2020)

準備学修の内容

各回の授業内容を確認し、教科書の該当ページを読んでくること。

その他履修上の注意事項

①授業には積極的な参加すること。
②授業中に出されるトピックについてしっかり考えること。
③欠席・遅刻しないこと。(原則として3回以上欠席した場合は、成績評価の対象から除外する。なお、30分以上の遅刻は出席として認めない。)
④期末試験未受験の場合は、成績評価の対象から除外する。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(オンライン)
第2回社会言語学とは
第3回言語と地域
第4回言語と社会階層
第5回言語と民族
第6回言語とジェンダー
第7回言語と年齢
第8回言語の選択
第9回言語の状況差、適切さ
第10回ポライトネス
第11回会話のしくみ
第12回社会言語学と異文化コミュニケーション
第13回さまざまな会話のスタイル
第14回まとめ(オンライン補講)
第15回期末試験

※この授業内容はあくまでも予定であり、変更されることもある。