日本文化特論ⅤB(文化交流)
担当者濱田  陽教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [文学研究科 日本文化専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 【学際的、国際的視野に立って日本文化を研究し、論述する力を身につける】
 修士論文執筆の構想力、論述力を高めるための、発表・討論・論文検討機会を提供する。秋学期は論文中に展開される論理、学術用語、文献リストなどを検討し、研究テーマを深化させる重要な時期として位置づけられる。
 文化学にはアイデアを具象化する構想力、論述力が必要である。その向上のため「研究レジュメ」の作成を指導する。研究テーマ設定には何度もの再検討が不可欠であり、研究全体の意義を繰り返し見直さなければならない。「研究レジュメ」の内容を発展させて、「研究論文草稿」(1万字以上)を作成する。本特論は、自身の研究を見直し、進展させる良い機会となるだろう。

授業の到達目標

 【「研究論文」をまとめる】
 修士論文執筆に直結するテーマについて「研究レジュメ」を作成して研究発表を行い、その内容を発展させた「研究論文草稿」をまとめる。
 

成績評価の方法および基準

 演習参加度と個人発表(66%)、「研究論文草稿」(33%)、プラス・アルファ(1%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献 必要な資料はプリントで配布

準備学修の内容

・日常的に、図書館、インターネット、コロナ状況下で可能な範囲の実地調査を活用し、研究の軸・糧となる紙媒体情報(主
として参考文献)、デジタル情報(参考文献・論文のデジタル版、参考WEBサイト、データベース等)、自己取得資料(自ら
撮影した写真・動画、ノート、収集物等)を発掘、集積するよう努める。
・発表のパワーポイント、レジュメ等の電子データは発表する日の前の日曜日23時59分までにLMSオンライン「掲示板」
の専用フォーラムに送信、掲載する。
・パワーポイント、レジュメ等の印刷版(発表者・指導教授を含めて必要部数)は発表者が当日、準備する。

その他履修上の注意事項

・一回の授業につき、原則二人が発表する。発表時間は15分以上〜25分以内とする。10分に満たない発表、25分を超え
る発表を避ける。一つの発表の質疑応答を含めた時間は40分以内とする。

・LMSオンライン上で重要な情報はUPしていくため、対面授業の前後にLMSオンラインの方も確認する習慣をつけること。

授業内容

授業内容
第1回初顔合わせ 研究発表のための事前確認
第2回研究発表1
第3回研究発表2
第4回研究発表3
第5回研究発表4
第6回研究発表5
第7回研究発表6
第8回研究発表7
第9回研究発表8
第10回研究発表9
第11回(予備日)
*予備日はやむをえない場合の発表の再調整、その他、ディスカッションの充実、催し等に使用
第12回「研究論文草稿」(1万字以上)まとめに向けて 期末まとめの意見交換会
第13回「研究論文草稿」完成に向けた検討会
第14回まとめの交流会
第15回(オンデマンド:発表日に発表できなかった人の機会確保)