担当者 | 澁谷 由里教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | HAA-220 |
「中国美術の歴史-故宮博物院の文物を中心に-(2)」
北京と台北の故宮博物院は、中国4000年の歴史をものがたる、文化財の宝庫です。この授業では、春期にひきつづき、双方が所蔵する名品を映像で鑑賞しながら、中国の文化・歴史・社会の本質をかんがえていきましょう。
1、美術を中心とする、中国の通史が理解できる。
2、中国における、文化財の政治的意義が理解できる。
LMSに出す課題への解答内容を基本とし(80%)、期限厳守の度合いと出席状況を加味して(あわせて20%)行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ふたつの故宮博物院』 | 野嶋 剛 | 新潮社 |
特に前近代の中国史について、高校世界史程度の基礎知識はあるものとして授業を進めます。不安な人は高校世界史教科書を予習し、授業にも持参すること。
※秋期からの新規履修者へ 春期には、中国古代・中世の文化史についての授業をしました。秋期は近世(宋代)から入りますが、それ以前の知識もある程度は必要なので、不安な人は該当する部分を世界史教科書や中国史の概説書などで学んでおいてください。
※春期からの継続履修者へ 「秋期からの新規履修者へ」に書いたことに準じます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、および春期内容の振り返り(9月30日、対面授業) ※特に春期に1回だけしか映写していない「故宮1 神、人と共にありー先史・殷・周」を、もう一度映写して復習します。 |
第2回 | NHKスペシャル「故宮8 夢の都・開封ー北宋ー」(1)(10月7日、対面授業) 風流天子・徽宗 |
第3回 | 「故宮8」(2)(10月14日、対面授業) 絵画と磁器 |
第4回 | 「故宮8」(3)(10月21日、対面授業) 徽宗の功罪 |
第5回 | 「故宮9 美は江南にありー南宋ー」(1)(10月28日、対面授業) 政治的敗北と社会・経済の繁栄 |
第6回 | 「故宮9」(2)(11月4日、対面授業) 工芸品の大量生産と発展 |
第7回 | 「故宮10 亡国の文人たち-元-」(1)(11月11日、対面授業) モンゴルの国際色 |
第8回 | 「故宮10」(2)(11月18日、対面授業) 漢族文化の継承と新展開 |
第9回 | 「故宮11 紫禁城風雲録-明-」(1)(11月25日、対面授業) 永楽帝と紫禁城 |
第10回 | 「故宮11」(2)(12月2日、対面授業) 華麗なる宮中文化 |
第11回 | 「故宮12 最後の王朝ー清ー」(1)(12月9日、対面授業) 少数民族の苦闘 |
第12回 | 「故宮12」(2)(12月16日、対面授業) 乾隆帝の偉業 |
第13回 | 「故宮12」(3)(12月23日、対面授業) 故宮文物の集大成 |
第14回 | 中国文化とは何か(まとめ)(2022年1月6日、対面授業) |
第15回 | 北京、台北故宮博物院のみどころ(1月8日、LMS配信) |