授業の概要（ねらい）

　本演習では、ボランティア活動を通じた「無関係な他者」との関わりあいから、「自分事」と「他人事」をどのように社会化していくことができるのかを考え、受講生各自の「ボランティア論」を構築することを目指します。そしてそれが、受講生各自の「問い」を深める手がかりになることを目標とします。

授業の到達目標

　・日常生活のなかで「問い」を立てることができる。
　・自分の考えを口頭・及び文章で具体的かつ論理的に説明することができる。
　・専門的な文献を読解する力を身につける。
　・主張したい「想い」を、先行研究や調査データ等を用いて論証したり言語化することができる。
　・論文執筆において求められる形式に沿って具体的かつ簡潔な文章を書くことができる。

成績評価の方法および基準

授業の参加状況、貢献度、発表（30％）、提出物（70％）から、総合的に評価します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

・具体的な内容は授業中に指示します。
・活動フィールドや関心のある分野に関連する文献を探して読み、それらはリストとして整理しておくこと。
・「市民参加・ボランティア論Ⅱ」「公共社会学Ⅱ」を履修することが望ましい。

その他履修上の注意事項

・ほぼ毎回課題の提出があります。本授業は受講生の事前準備を前提に授業を進めますので、やむを得ず欠席したとしても、必ず内容を確認し、提出してください。
・グループワークを頻繁に行いますので、報告連絡相談（ホウレンソウ）をしっかり行うこと。
・楽しく参加してください。

授業内容