担当者 | 野本 敬教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [現代ビジネス学科] | |
科目ナンバリング | SEM-102 |
この授業では、春学期に続き社会人として必要な文章理解及び実用的な文章作成のための基礎訓練を行います。正確な漢字や語彙・表現の知識の学習も継続します。
秋学期は、論理的な文章表現と批判的思考を学び、複数回の書評執筆を通じて的確な批評を行なえるようになることを目指します。
漢字知識は実社会で必要な水準に達することが必要です。加えて今学期は、読書を基盤に批判的思考に基づく書評を書けることが目標になります。
定期試験は実施せず、成績評価は毎回の小テストや授業内の課題を平常点として50%、学期末のレポートを50%として達成度から評価します。
評価に関わる試験またはレポート・課題の解説については、LMS上で解答例や評価観点を解説することにより行います。
詳細については初回授業時に説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 特定のテキストは指定しません。必要な文献は適宜紹介していきます。 |
前の学期に続いて授業開始後、漢字の自主学習を進めること。(30分程度)進行状況は随時チェックし平常点に加えます。
課題は授業外の時間で作成することが多くなります。期日前に仕上げることを前提に丁寧に取り組んでください。(1時間程度)
学期内に複数回のブックレポートとピアレビューを課しますので、各自の関心に合わせ系統的な読書を重ね、文章にまとめていくとともに自他の文章を客観的・批判的に眺める視点の獲得が必要になります。
新聞・雑誌に習慣的に目を通し、読書と併せて社会的関心と自らの見識を養うことが必要です。(30分~1時間程度)
詳細については初回授業時に説明します。
各回授業はあくまでその時点の実力チェック及び方法論の紹介と実習にすぎません。その成果を実際に発揮するためには、授業時間外の各自の努力の積み重ねが不可欠です。
自発的に取り組むことなしに向上はありません。必ず自分で実際に手を動かし書く作業を、日々丁寧に、労を厭わず継続的な学習を積み重ねるよう心がけてください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の進め方・評価方法の説明 |
第2回 | ノンフィクションを読む:論説と文脈 |
第3回 | 論証とは何か①:主張と根拠 |
第4回 | 論証とは何か②:具体と抽象 |
第5回 | 意見の相違と批評的視点 |
第6回 | 「文脈」と「行間」の読み方 |
第7回 | 書評実践①【オンライン開講予定】 |
第8回 | 批判トレーニング①:能動的「問い」 |
第9回 | 意見の相違と根拠ある批評 |
第10回 | ピアレビュー① |
第11回 | 書評実践②:自他の弁別と引用 |
第12回 | 批判トレーニング②:客観的視点 |
第13回 | ピアレビュー② |
第14回 | 複数の視点と全体の展望 |
第15回 | 秋学期まとめ(予定) (但し作業の進捗次第で進度・内容は適宜変更することがある) |