担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-304 |
この授業は、4年次の教育実習における中学校社会科および高等学校地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して教材を作っていくために、後期では特に高校日本史の教科書の重要項目について分析して発表を行います。
①高校学習指導要領において日本史の教科書がどのような構成になっているかを把握する。
②高校日本史(中学校歴史的分野)の授業をつくる際の基本的な考え方と基礎となる知識を身につける。
授業の3分の2以上の出席が成績評価を受けるための最低条件となります。その上で成績評価は毎回出題すべき予習ペーパーが約36%、発表の状況が約34%、レポートが約30%という割合で算出されます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中学校学習指導要領解説 社会編』 | 文部科学省 | 日本文教出版 |
教科書 | 『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 | 文部科学省 | 教育出版 |
教科書 | 新課程対応 『詳説日本史B』 | 山川出版社 | |
参考文献 | ex. 新詳日本史(浜島書店) ex. 図説日本史(東京書籍) ex. 社会科 中学生の歴史(帝国書院) |
毎回、事前に日本史Bの教科書の該当する部分をすべて読み、その範囲を要約するとともに、その部分の興味深さを高校生(中学生)に伝えるためにどうすべきであるかを記して提出することが必要となります。
いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業を受けて下さい。第1回、第2回は発表の順番を決めるので必ず出席して下さい。なお、「授業の計画」については、実際の状況に応じて、多少変わる可能性もあることを理解しておいて下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業への心構え、今後の授業の必要事項などについて解説します。 |
第2回 | 学習指導要領での歴史の学びの考え方 |
第3回 | 「原始・古代の日本と東アジア」(1) 主に旧石器時代より古墳時代までを対象として |
第4回 | 「原始・古代の日本と東アジア」(2) 主に律令制の成立過程を対象として |
第5回 | 「原始・古代の日本と東アジア」(3) 主に律令制の再編を対象として |
第6回 | 「中世の日本と世界」(1) 主に権門体制の形成を対象として |
第7回 | 「中世の日本と世界」(2) 主に鎌倉政権期を対象として |
第8回 | 「中世の日本と世界」(3) 主に足利政権期を対象として |
第9回 | 「近世の日本と世界」(1) 主に織豊政権期を対象として |
第10回 | 「近世の日本と世界」(2) 主に徳川政権期の前半を対象として |
第11回 | 「近世の日本と世界」(3) 主に徳川政権期の後半を対象として |
第12回 | 「近現代の地域・日本と世界」(1) 主に明治維新期を対象として |
第13回 | 「近現代の地域・日本と世界」(2) 主に産業革命期を対象として |
第14回 | 「近現代の地域・日本と世界」(3) 主に世界大戦期を対象として |
第15回 | 秋学期のまとめ(オンライン授業) |