担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-303 |
この授業は、4年次の教育実習における中学校社会科および高等学校地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して教材の発表と検討を行います。前期では特に歴史総合について学習指導要領の意図と方法を対象として分析していきます。社会科・地理歴史科教育法Ⅱを受講するための前提となるものです。
①高校学習指導要領において歴史総合がどのような構成になっているかを把握する。
②歴史総合の授業をつくる際の基本的な考え方と方法を身につける。
授業に3分の2以上出席することが評価を受けるための前提条件です。そのため、毎時間、予習してきた課題の用紙を提出していきます。
その上で、評価は予習をした上での授業への積極的参加30%、発表の状況30%、レポートが40%の割合で判定します。当番となっている発表を欠席した場合は、失格とし ます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 社会編』 | 文部科学省 | 東洋館出版社 |
教科書 | 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 地理歴史編』 | 文部科学省 | 東洋館出版社 |
教科書 | 『詳説日本史B 改訂版』 | 笹山晴生ほか | 山川出版社 |
参考文献 | 『詳説世界史B 改訂版』 | 木村靖二ほか | 山川出版社 |
発表の担当になっている者は、発表レジュメと補足資料を出席者全員に配布できるように準備する必要があります。また、その時間に担当となっていないときも、指示された課題をやって、毎回提出ことが必要となります。
いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に参加しなければなりません。第2回は発表の順番を決めるので必ず出席して下さい。なお、「授業の計画」の項目は、今後、多少変わる可能性があります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 心構え、分担の割り振り、今後の授業の必要事項について解説します。(オンライン授業) |
第2回 | 学習指導要領の歴史総合について分析します。 |
第3回 | 「歴史の扉」 「歴史と私たち」と「歴史の特質と資料」の項を考察する。 |
第4回 | 「近代化と私たち」(1) 「近代化への問い」の項を考察する。 |
第5回 | 「近代化と私たち」(2) 「結び付く世界と日本の開国」の項を考察する。 |
第6回 | 「近代化と私たち」(3) 「国民国家と明治維新」の項を考察する。 |
第7回 | 「近代化と私たち」(4) 「近代化と現代的な諸課題」の項を考察する。 |
第8回 | 「国際秩序の変化や大衆化への問い」(1) 「国際秩序の変化や大衆化への問い」の項を考察する。 |
第9回 | 「国際秩序の変化や大衆化への問い」(2) 「第1次世界大戦と大衆社会」の項を考察する。 |
第10回 | 「国際秩序の変化や大衆化への問い」(3) 「経済危機と第2次世界大戦」、「国際秩序の変化や大衆化現代の諸課題」の項を考察する。 |
第11回 | 「グローバル化と私たち」(1) 「グローバル化への問い」の項を考察する。 |
第12回 | 「グローバル化と私たち」(2) 「冷戦と世界経済」の項を考察する。 |
第13回 | 「グローバル化と私たち」(3) 「世界秩序の変容と日本」の項を考察する。 |
第14回 | 「グローバル化と私たち」(4) 「現代的な諸課題の形成と展望」の項を考察する。 |
第15回 | レポートの作成(オンライン授業) |