超域日本語特論Ⅱ
担当者藤森 弘子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [外国語研究科 超域文化専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

21世紀はICT(情報通信技術)の時代と言われるが、日本語教育においてもその活用が推進されている。本授業ではICTを利用した実践報告論文や研究論文を読み、各々が興味を持つ日本語教育領域で活用するためのヒントを得ることを目的とする。

授業の到達目標

日本語教育においてICTを利活用した実践報告論文や研究論文を各々が読んできて、その工夫点や効果等について議論し、今後のICTを取り入れた教育の可能性について考える。

成績評価の方法および基準

(1)参加度 30%
(2)発表 30%
(3)レポート 30%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書ICT×日本語教育 情報通信技術を利用した日本語教育の理論と実践當作靖彦監修・イジェホ編ひつじ書房
参考文献

準備学修の内容

予め読んできて、ディスカッションするための提題を考えてくること。

その他履修上の注意事項

積極的な参加が望まれる。

授業内容

授業内容
第1回ネットワーク時代の言語教育・言語学習
第2回日本語文法認知診断Webテスト
第3回学習者作文の習熟度に関する自動判定とWebシステムの開発について
第4回CEFR読解指標に基づく日本語例文分類手法
第5回Skypeによる遠隔セッションを取り入れた実践
第6回反転授業を意識した教材開発のための実践授業
第7回インターネットを活用した異文化間コミュニケーション能力育成をめざした日本語学習活動
第8回To combine knowledge and the real world
第9回行動中心アプローチに基づいたヨーロッパにおける日本語オンラインテストの開発
第10回漢字力診断テストによる日本語力の評価
第11回メール作成タスクを用いた作文支援システム
第12回継続的オーラルアセスメントの開発
第13回継続的な学習につなげる日本語学習サイト
第14回まるごと日本語オンラインコースの開発と運用
第15回総まとめ