道徳教育の理論と指導法
担当者飯島 英世教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [初等教育学科 初等教育コース]
科目ナンバリングESS-302

授業の概要(ねらい)

 道徳の意義や根本原理についての探究、また、学校教育における道徳教育の位置づけや道徳科の目標、内容等について理解する。そして、教材研究や学習指導案の作成、模擬授業とその考察を通して、道徳指導に必要な実践的指導力を身に付けることをねらいとする。

授業の到達目標

(1)道徳の理論
①道徳の本質(道徳とは何か)を説明できる。
②道徳教育の歴史や現代社会における道徳教育の課題(いじめ、情報モラル等)を理解している。
③子どもの心の成長と道徳性の発達について理解している。
(2)道徳の指導法
①学校における道徳教育の指導計画や教育活動全体を通じた指導の必要性を理解している。
②道徳科の特質を生かした多様な指導方法の特徴を理解している。
③道徳科における教材の特徴を踏まえて、授業設計に活用することができる。
④授業のねらいや指導過程を明確にして、道徳科の学習指導案を作成することができる。
⑤道徳科の特質を踏まえた学習評価の在り方を理解している。
⑥模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。

成績評価の方法および基準

授業中の学習姿勢および毎回提出する小レポート(40%)学習指導案および模擬授業(30%)試験(30%)を総合して評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『小学校教師の専門性育成』帝京大学初等教育研究会編現代図書 2020年
教科書『小学校学習指導要領解説・特別の教科 道徳編』文部科学省(廣済堂あかつき、平成30年3月)
参考文献

準備学修の内容

毎回の授業内容についての考察を所定のレポート用紙にまとめ提出すること。また、学習指導案の作成や模擬授業に必要な教材等は、授業外で積極的に作成にあたること。

その他履修上の注意事項

 道徳教育は教育の基盤である。したがって道徳教育や道徳科についての理解と実践的指導力を身に付けることは、教師として極めて重要である。授業では講義のほかにグループワークも行っていくため、主体的かつ積極的に授業に臨んで欲しい。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション ~受講にあたっての注意、進め方と評価、道徳の学びの経験と理解~
第2回道徳の本質と道徳教育の意義、子どもの心の成長と道徳性の発達
(講義、グループ・ディスカッション)
第3回道徳教育の歴史(LMSによる授業を行う)
第4回現代社会における道徳教育の課題と道徳の教科化
(講義、グループ・ディスカッション)
第5回学校の教育課程における道徳教育および道徳科の位置づけ、道徳教育および道徳科の目標と内容
(講義、グループ・ディスカッション)
第6回道徳科学習指導案の内容と書き方~主題名、ねらい、学習指導過程等~
(講義、グループ・ディスカッション)
第7回道徳科の特質と多様な指導方法
(講義、グループ・ディスカッション)
第8回道徳科の教材分析と発問構成
第9回道徳科の学習活動と学習評価
(講義、グループ・ディスカッション)
第10回道徳科の模擬授業とその省察①
(講義、グループ・ディスカッション)
第11回道徳科の模擬授業とその省察②
(講義、グループ・ディスカッション)
第12回道徳科の模擬授業とその省察③
(講義、グループ・ディスカッション)
第13回道徳科の模擬授業とその省察④
(講義、グループ・ディスカッション)
第14回道徳科の指導に関わる配慮事項と指導方法(講義、グループ・ディスカッション)
第15回全体の振り返り、まとめと評価