担当者 | 島﨑 直樹教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | SPS-211 |
近年のスポーツ界においては、トップアスリートに限らず、レクリエーションスポーツのレベルにおいてもモラルの低下による問題が山積しています。勝利至上主義によるドーピングや判定に対するクレーム、スポーツ選手としての品格の問題。さらには、スポーツ特待生制度による金銭等授受や格差等の問題があります。
楽しみのためや健康維持のために行うスポーツ場面においても、海や山や施設などにおける環境との関わりや人間関係の心の問題などがあげられます。この授業においては、スポーツを楽しみ愛する者として、必要最低限の知識や実践につながる方法を学び、フェアな行動規範につながるよう学修します。
スポーツを行ったり、見たり聞いたりする中で、何がフェアな行動で何がアンフェアな行動なのか、その場その場における適切な行動規範を選択できるようになり、自分で説明をすることができる。
また、現代の勝利至上主義のなかでの、適切なスポーツ状況はいかなるものなのかを倫理的な背景のもとに学び修得することができる。
レポート課題、小テスト、試験、等を総合的に評価します。
評価の配分割合はおおまかに以下の通りです。
レポート課題 20%
小テスト 30%
試験 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は使用しません。 資料などは教員側で準備します。 | ||
参考文献 |
専門用語の意味等を理解しておくこと。また、レポート課題について自宅学習することが授業内容の理解を深めることになります。
積極的に授業へ参加し、主体的な作業や理解に努めること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | スポーツ倫理学の概要について学ぶ |
第2回 | 現代スポーツ界におけるスポーツ倫理の必要性を考える |
第3回 | 勝利至上主義社会におけるスポーツの関わりを考える |
第4回 | ドーピングについて討議を行う |
第5回 | ドーピングについて討議を行い、スポーツ競技の現状と未来を考える |
第6回 | オリンピック憲章について、オリンピズムの考え方を学ぶ |
第7回 | オリンピック憲章について、オリンピズムの考え方を学びスポーツ倫理の理解を深める |
第8回 | 選手、監督コーチとしての倫理観を話し合う |
第9回 | 選手、監督コーチとしての倫理観を学修する |
第10回 | ルール違反(無意図的なものと意図的なもの)について考える |
第11回 | 審判員の役割と判定に関する誤審について考える |
第12回 | 審判員の誤審とハイテク判定について考える |
第13回 | スポーツ推薦制度についての功罪を考える |
第14回 | 総括 |
第15回 | 他の1回分のオンライン授業は10回目と11回目授業の間に実施します |