担当者 | 長谷川 陽子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | LAW-101 |
この授業では、人権の思想史について、成立経緯から基本概念について学びます。近代憲法における人権とは、国家による個人の権利保護と定義されます。近代人権論を中心として、各国の人権概念の形成経緯を交えながら、「人権とは何か」について解説します。人権が私たちの生活において持つ意味と役割を一緒に考えていきます。
①現代の人権概念の成立過程および基本理念について理解することができる。
②人権を自分自身に関わる重要な権利として認識し、考えることができる。
学期末の論述式試験を中心に評価します。出席確認を兼ねた感想シートを配布し、内容に応じて加点します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『人権の思想史(歴史文化ライブラリー)』 | 浜林 正夫 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 適宜プリントを配布し、参考文献を紹介します。 |
授業で扱った教科書の箇所とプリント内容などを次回授業までに復習として再読すること。
関心のある参考文献などは各自原典を読んでみてください。
内容の連続性から法学Ⅱを継続して受講することが望ましいです。
講義中は、他人への迷惑行為および私語を禁じていますので、該当の場合には退室をお願いしています。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業の概要と進め方 「人権とは何か」:序論 |
第2回 | 人権思想の成立①:生きる権利 |
第3回 | 人権思想の成立②:身分制社会とイギリス革命 |
第4回 | 人権思想の成立③:アメリカ革命とフランス革命における「人権宣言」(1) |
第5回 | 人権思想の成立③:アメリカ革命とフランス革命における「人権宣言」(2) |
第6回 | 裏切られた人権宣言①:植民地と人権(1) |
第7回 | 裏切られた人権宣言①:植民地と人権(2) |
第8回 | 裏切られた人権宣言②:女性と人権(1) |
第9回 | 裏切られた人権宣言②:女性と人権(2) |
第10回 | 裏切られた人権宣言③:帝国主義と人権(1) |
第11回 | 裏切られた人権宣言③:帝国主義と人権(2) |
第12回 | 人権思想の展開①:自由権から社会権へ |
第13回 | 人権思想の展開②:人民の自決権 |
第14回 | 人権思想の展開③:女性と子どもの人権 |
第15回 | 人権思想の展開④:人権の国際化 |