担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-312 |
本講義では、経営者などの取締役、従業員などの企業を取り巻く多様なステークホルダーが企業を統治し、倫理・道徳的にも経営手法的にも正しい経営を実現していくことを目指す企業経営上の仕組みであるコーポ―レートガバナンスについてその背景と理論、現状や課題など、多面的な観点から講義をしてきたい。また本講義では、コーポレートガバナンスを考えるにあたり、その前提となる企業社会論や企業倫理についても取り上げる予定である。
・コーポレートガバナンスに関する基礎~応用的な理論を習得すること。
・経営理念・CSR・企業倫理に関する代表的な理論について説明できるようになること。
・企業における社会性と倫理性をいかに企業成長、企業価値の向上に繋げていくかを自分なりに提言できるようになること。
・オンライン課題 75点(5点×15回。毎回の課題はその出来によって5点=受講者の3割、4点=受講者の4割、3点以下=受講者の3割の割合で採点する)
・期末試験扱いレポート 25点
※ 60点以上を合格とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 指定しない。 | ||
参考文献 | 入門企業と社会 | 佐々木利廣・大室悦賀 | 中央経済社 |
参考文献 | よくわかるコーポレート・ガバナンス | 風間信隆 | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 企業統治 | 吉村典久・田中一弘・伊藤博之・稲葉祐之 | 中央経済社 |
準備学習:毎回講義の最後に、次回の講義のキーワードを紹介するので、自分でキーワードを調べ、その内容をまとめ、分からなかった部分について明らかにした上で講義に臨むこと。
事後学習:オンライン課題に取り組み、期日までに提出すること。期末試験扱いレポートに取り組むこと。
・本講義はオンライン開講であるが、状況次第では対面開講に切り替えになる可能性もある。対面開講に切り替わる場合はLMSを介して連絡する。
・いわゆる「楽単」ではないので、本講義から履修する学生は注意してほしい。
・単位の取得には期末試験扱いレポートの提出と10回以上(4年生は9回以上)のオンライン課題の提出を求める。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、コーポレートガバナンスとステークホルダー |
第2回 | 戦後からバブル崩壊までの日本企業におけるコーポレートガバナンス(メインバンク制と株式相互持合い) |
第3回 | バブル崩壊以降の日本企業におけるコーポレートガバナンス |
第4回 | 「伊藤レポート」と企業価値の向上 |
第5回 | 企業不祥事①(経営者主導型) |
第6回 | 企業不祥事②(現場発生型) |
第7回 | 経営哲学 |
第8回 | 経営理念 |
第9回 | CSR |
第10回 | 企業倫理 |
第11回 | ESG |
第12回 | 同族による企業支配 |
第13回 | 持株会社のマネジメント |
第14回 | IR |
第15回 | ダイバーシティ・マネジメント |