担当者 | 西山 一弘教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学研究科 経営学専攻] | |
科目ナンバリング |
この授業は,これまでに学習した財務諸表に関する知識を確認するとともに,企業が作成する財務諸表に基づいた企業の分析について学習することを目的としています。
①学生は,財務諸表に基づく投資意思決定の基本について理解している(知識・理解)。
②学生は,近年の国際的な会計基準設定の流れを説明することができる(知識・理解)。
③学生は,経営意思決定における財務諸表の役割について説明することができる(知識・理解・意欲)。
①講義内における議論への参画(到達目標①,②,③)60%
②課題レポート 40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | ビジネスアカウンティング | 山根節・太田康広・村上裕太郎 | 中央経済社 |
教科書 | |||
参考文献 | |||
参考文献 | 適宜紹介する。 |
講義前に,講義で取り扱う会計の論点について事前に学習していただく必要があります。
準備学修のために提示された課題・論点について,必ず予習をしておいてください。
教科書は,受講生の財務諸表に対する理解の程度によって変更することがあるので,ガイダンスにおいて指示があってから購入するようにしてください。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 【ガイダンス】 財務諸表論特講Ⅰとの関わり,講義の目的,講義の進め方,成績評価方法,課題等の具体例の提示 |
第2回 | 【財務諸表論特講Ⅰの復習】 財務諸表論特講Ⅰで取り扱った財務諸表分析の概要とその論点について復習 |
第3回 | 【複数期間の財務諸表に基づく分析】 教科書第5章を読み,内容をレポートします。 |
第4回 | 【複数期間の財務諸表に基づく分析②】 レポートされた内容について議論します。 |
第5回 | 【連結財務諸表の分析①】 連結会計基準の論点と個別財務諸表との違いを学修します。 |
第6回 | 【連結財務諸表の分析②】 連結決算手続について理解度を確認します。 |
第7回 | 【連結財務諸表の分析③】 ケースに基づいて財務諸表から企業の事業展開等を理解する分析について学修します。 |
第8回 | 【レポート】 中間レポートについて説明した上で,テーマを選択します。 |
第9回 | 【キャッシュ・フロー計算書】 キャッシュ・フロー計算書について学修します。 |
第10回 | 【キャッシュ・フロー計算書②】 キャッシュ・フロー計算書上の数値に基づいて企業の分析について学修します。 |
第11回 | 【BEP分析】 損益分岐点分析について学修します。 |
第12回 | 【DCF法】 将来キャッシュ・フローの割引について学修します。 |
第13回 | 【まとめ①】 連結ベースの財務諸表分析についてまとめを行います。 |
第14回 | 【まとめ②】 企業経営とキャッシュ・フローのかかわりについてまとめを行います。 |
第15回 | 【レポート課題】 講義内におけるレポートの作成と提出 |