担当者 | 西 聡教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法学研究科 法律学専攻] | |
科目ナンバリング |
租税は公共サービスの財源であるとともに、所得格差の是正、経済政策手段としての機能を有しています。学生の皆さんにとっては、消費税の負担に加え、いずれ所得税の納税者となり、また、起業、会社等に就職すれば、法人税ともかかわりを持つことになります。このように、税は国民の活動、生活に深くかかわっています。しかしながら、税を負担しながら、税の仕組について理解している方は多くありません。税法は専門的で技術的な規定が多く、毎年、改正されるため、難しいと感じることが原因の一つかと考えます。
税の細かい知識は必要はありません。必要に応じて、HPなどで確認すればよいと考えます。この授業では、我が国の主要な税目について、仕組み・概要を理解するとともに、制度趣旨・背景についても考えます。
①法人税の仕組みを理解する。
②法人税に関する問題点についての探求力・分析力を修得する。
授業への参加姿勢(70%)及びレポート(30%)で評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | ケースブック租税法(第5版) | 弘文堂 | |
教科書 | |||
参考文献 | 租税法判例百選 (第6版) | 有斐閣 | |
参考文献 | 租税法 | 金子宏 | 弘文堂 |
毎回の授業の該当部分について参考書を読んでおくこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 収入金額と必要経費 |
第2回 | 所得税額の計算 |
第3回 | 法人税の納税義務者 |
第4回 | 法人所得の意義 |
第5回 | 益金の意義 |
第6回 | 損金の意義・売上原価 |
第7回 | 減価償却・貸倒損失 |
第8回 | 役員給与・寄附金 |
第9回 | 交際費等・繰越欠損金 |
第10回 | 同族会社の特例 |
第11回 | 相続税 |
第12回 | 贈与税 |
第13回 | 財産評価 |
第14回 | 国際課税原則 |
第15回 | 税源浸食と利益移転 |