担当者 | 星井 道代教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | HPH-202 |
学校保健とは、児童生徒の精神的・身体的健康を保持するとともに、学校生活を健康に過ごす能力や知識を発展させる教育活動をいう。学校保健の領域は、保健管理と保健教育、安全管理・指導に大別することができる。学校保健の全体像を理解し、学校健康教育が学齢期のみならず生涯に通じる健康の視座を持つことを理解する。教育現場における学校保健の領域構造や内容を概説し、現代的健康課題を具体的に考え、教育活動全体で取り組む健康教育の重要性とここで培われたことが次世代の健康推進に関与していることを学習する。なお、主体的な学びを目的とし、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーション、実習等も適宜取り入れ、授業を進めていきたいと考えている。
①学校保健について十分な知識を持ち、人々の健康に関する現在的健康課題を把握し、その保持増進について考えることができる。
②学校保健に関する法的根拠や構造を学ぶ。(学校保健は、学校教育活動全体を通じ行われるものであることを理解することができる。
授業内理解度調査・課題提出(50%)、授業内レポート提出(50%)により総合的に評価する。毎回授業時には、配布資料・購入テキスト、ノートなどを持参すること。まずは出席を確保し、授業ノートを作成し、期日までに課題・レポート等の提出を行うこと。授業態度やレポート提出及び出席率が悪い場合には、期末試験の受験資格を与えない。試験時の教科書・ノート・参考書の持ち込みは禁止する。期末試験で一定以上の水準以上の得点が得られなかった履修者については、単位を取得することができない。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『学校保健マニュアル』 | 南山堂 | |
参考文献 | 『健康教育への招待』 | 大修館書店 |
毎回授業の前までに、前回の授業の復習と指定した教科書の授業範囲を読み、専門用語の意味等を理解しておくこと。前回の授業の復習については、ノートにまとめておくことが望ましい。
毎回授業時には、配布資料・購入テキスト、ノートなどを持参すること。ほぼ毎回授業時に、レポート(感想文)提出やグループ討論を行うため、極力遅刻・欠席・途中退席は控えること。とくに初回は、授業の進め方や評価方法など詳しく説明するので必ず出席すること。また、授業最終日は、自己評価表の提出、授業の総まとめ等を行うため、欠席は評価に大きく関係するため避けること。受講学生には、授業中の「マナー(常識的なこと)」を守るようお願いする(私語、授業に関係のない行為、例えば、携帯電話・ゲーム、読書、他授業のレポート等、途中退室などは厳禁)。自身のメンタルヘルスも含めた健康管理に留意すること。
最初と最後の授業では各自の評価に関する確認があるため欠席しないこと。
授業の進行状況により前後し、内容によりゲストティーチャーを招聘することもある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | LMS・オンライン授業;オリエンテーション:授業の内容や参考文献等の説明。学校保健の考え方、歴史について学ぶ |
第2回 | LMS・オンライン授業;健康の評価、健康状態のチェックについて学ぶ |
第3回 | 疾病及び健康障害について学ぶ |
第4回 | 感染症とその対応について学ぶ |
第5回 | 心の健康問題とその対応について学ぶ |
第6回 | 発達や行動上の課題と特別支援教育について学ぶ |
第7回 | 保健室の役割(-学校保健センターとして)について学ぶ |
第8回 | セーフティ・プロモーションと学校安全、学校環境衛生について学ぶ |
第9回 | 健康教育(演習を含む)について学ぶ |
第10回 | 学校給食・地域連携と学校保健の役割について学ぶ |
第11回 | 現代的な健康課題①(喫煙・飲酒・薬物乱用防止教育)について学ぶ |
第12回 | 現代的な健康課題②(性教育・生活習慣病・心の健康)について学ぶ |
第13回 | 授業内理解度調査と演習(予定) |
第14回 | 現代的な健康課題に関する演習① 自己の課題について発表する |
第15回 | 現代的な健康課題に関する演習② 授業のまとめと復習 |