担当者 | 森 玲奈教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | FYE-102 |
この授業は、大学(高等教育)という場で「学ぶことの意義」(なぜ大学で学ぶのか、どう学ぶことが重要なのか)や、小・中学校・高校での学びとの違いを理解し、社会に出た後も、一生涯に渡って自ら学び続けることができる人(自律的な学習者)となるために必要な基礎基本(知識・技能・態度)を、この授業をとおして学生の皆さんが身につけることを目標としています。「自律的な学習者」とは、自らの学びを常に自問自答しながら振り返り(省察し)、学んでいくプロセスを、自身でコントロールする力を身につけた人です。
このような目標を達成するために、大学で学ぶために必要な①「問いを立て」(Why)、②「情報を集め、整理し」(Input)、③「学んだ成果を検証する」(Output、Review)というプロセスを実際に皆さんが体験できるよう授業を設計しました。さらに、学生同士でチームを組んで一つの課題に取り組むといった演習をつうじて、「こんな風な見方もあったのか」というような幅広い視野と、それぞれに違った考えを受け入れようとする態度、チームがうまく機能するための一人ひとりのリーダーシップ(自分の役割や責任を果たそうとする姿勢)を伸ばしたいと考えています。
受講人数は1クラス30名を上限に、対象学年は1、2年生(超過した場合は1年生を優先)とします。抽選を行いますので留意してください。
大学という場での学びを充実させたい皆さん、私たちと一緒にスタートしましょう。
①学生は、日本と世界の高等教育の現状や課題について簡潔に説明できます。(知識・理解)
②学生は、帝京大学の教育理念や教育目標について説明できます。(知識・理解)
③学生は、大学での学びと、小・中学校、高校での学びとの違いについて簡潔に説明できます。(知識・理解)
④学生は、自分自身の学びを振り返る(省察する)ことができます。(技能)
⑤学生は、周囲の人たちと適切な人間関係を築くことができます。(技能)
⑥学生は、大学教育に関心を持ち、積極的に関わろうとします。(関心・意欲)
①中間テスト(知識・理解) 30%
②レポート(知識・理解、意欲) 20%
③プレゼンテーション(技能・態度) 20%
④学修ポートフォリオ(知識・理解、技能、関心・意欲) 30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門(第3版)』 | 佐藤望他 | 慶應義塾大学出版会 |
教科書 | ※必ず大学内の書店等で、第2回授業までに購入して下さい。 | ||
参考文献 |
授業では学生の主体的学習を促すために、グループ活動と討論が中心になります。
この授業では学生の主体的な学習が求められます。主体的に学習することを望まない学生は、履修できません。授業は教員だけが行うものではなく、学生と一緒に「創る」ものだという考えに基づき、本授業を進めます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション① 自己紹介、授業目的、授業方法、成績評価、学修ポートフォリオの説明等 |
第2回 | オリエンテーション② 帝京大学の教育理念、大学での学びとは |
第3回 | 講義 「高等教育の現状(日本・世界)」 |
第4回 | 講義 「能動的学習のために」 深い学習の考え方、シラバスの活用 |
第5回 | 講義 「大学での学び①~『問いをたてる』」 知的好奇心、批判的思考 |
第6回 | 講義 「大学での学び②~『情報を収集・整理する』」 ノートテイキング、図書館活用、情報カードの作り方等 |
第7回 | 講義 「大学での学び③~『文章をまとめる』」 論理的思考、レポート・論文を書く、プレゼンテーションの方法 |
第8回 | 中間テスト |
第9回 | 演習 「チームで学ぶ①(問いを立てる)」 チーム作り、研究テーマを設定する、計画を立てる |
第10回 | 演習 「チームで学ぶ②(情報を集め、整理する)」 チームでの自主活動 |
第11回 | 演習 「チームで学ぶ③(情報を集め、整理する)」 チームでの自主活動 |
第12回 | 演習 「チームで学ぶ④(成果のアウトプット)」 グループ成果物の作成 |
第13回 | 学習のまとめ 「学修ポートフォリオの作成に向けて」 |
第14回 | 演習 「チームで学ぶ⑤(成果のアウトプット1)」 プレゼンテーション |
第15回 | 演習 「チームで学ぶ⑥(成果のアウトプット2)」 プレゼンテーション |