担当者 | 黒田 美保教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [心理学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | DEP-101 |
受胎から死に至るまでの生体の変化の過程を発達という。発達には、遺伝的・生得的に保有される因子と環境因子が、相互的に関わっている。こうした環境との相互作用を含めた人間の変化を学ぶのが発達心理学である。まず、幼児期・児童期・青年期を中心に、言語発達・認知発達・社会性の発達について知識を習得できるように授業すすめる。その後、発達過程において生じる問題を理解する。
定型発達(一般的な発達)の変化の過程だけでなく、発達障害といわれる定型発達とは異なる発達過程もある。生涯発達の知識に基づきながら、発達過程で生じる問題や発達障害等の理解をすすめ、人間の多様性を認め、人を多面的にみることができるようになることを目標とする。
各授業内で実施する課題への回答、リアクションペーバーの内容および授業態度(70%)とまとめテスト(30%)で総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 問いからはじめる発達心理学 | 坂上裕子・山口智子・林創・中間玲子 | 有斐閣 |
参考文献 | 発達心理学 | 秦野悦子・近藤清美(編) | 医歯薬出版 |
参考文献 | よくわかる発達心理学(やわらかアカデミズム・わかるシリーズ) | 無藤隆 | ミネルヴァ書店 |
参考文献 | 公認心理師のための発達障害入門 | 黒田美保 | 金子書房 |
次回の授業内容に関する教科書の章を読み、指示する課題を行う、あるいは、授業内で指示する内容について調べてくること。
授業内の課題にはLMSを使う予定である。その場合は、スマホまたはWifi対応のノートPCなどを持参することになるので、第1回目の授業時に指示する。
※ 2018年度以降の入学生には、公認心理師受験資格に必要な科目です。
2017年度以前の入学生は、心理学科のホームページを参照してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:生涯発達の概念(発達段階と発達課題)や遺伝と環境の関係(教科書0章) |
第2回 | 発達するとはどういうことか(教科書1章) |
第3回 | 生命の芽生えから誕生まで(教科書2章) |
第4回 | ピアジェの発達段階(教科書3章) |
第5回 | 他者との関係の始まり(教科書4章) |
第6回 | 言語と遊びの発達(教科書5章) |
第7回 | 関わりの中で育まれる自己(教科書6章) |
第8回 | 社会性の発達(教科書7章) |
第9回 | 思考の深まり:学校での学び(教科書8章) |
第10回 | 青年期:子供からの卒業(教科書9章) |
第11回 | 成人期I:大人になるために(教科書10章) |
第12回 | 成人期II:関わりの中で成熟する(教科書11章) |
第13回 | 高齢期:人生をふりかえる(教科書12章) |
第14回 | オンデマンド:LMS上で、まとめテストを受ける |
第15回 | まとめテストの解説と多様な発達について学ぶ(教科書13章) |