担当者 | 新原 将義教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SEM-105 |
「高等教育セミナー」は、高等教育開発センター教員が担当し、教授・学習に関わるさまざまな事象や大学教育について、多様な視点からより深く、幅広く学ぶ科目群です。私が担当する講義では特に、「発達」と「協働」をキーワードとして授業を展開します。
この授業の目的は、大学教育を批判的に考えることです。1990年代以降、大学教育改革の波が大学に変革と混乱をもたらしました。この変化は、一方では大学教育の質の向上につながっているとされていますが、他方ではこの変化こそが大学教育を殺してしまったと批判もされています。こうした議論を詳細に検討することで、大学改革とはなんなのか、そもそも大学教育が目指すべきものとはなんなのかを考えることが、この授業の目的です。
大学とは「学習」のための場ですが、では学習とはなんのためのものかというと、それは「発達」のためのものに他なりません。そして発達のためには、他者と協働しながら学びあっていくことが不可欠です。この授業では、受講生全員による議論という協働過程を通して、皆で発達し、大学を発達の場としていくことを目指します。
① 学生は、文献研究のために必要なことについて説明できます。
② 学生は、自ら定めたテーマに沿って資料をあつめ、その内容を発表することができます。
③ 学生は、周囲の人たちと発達的に協働することができます。
① グループ発表 50%
② 期末レポート 50%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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参考文献 |
この授業では、複数の文献について、受講生が担当章の内容をまとめてプレゼンしていくことで議論を行います。受講生全員がプレゼンを担当することになります。
①この授業では、第1回に出席していない学生が途中から参加することは認めません。
②欠席および公欠の扱いについては、大学の規程にしたがいます。
③遅刻(授業開始時刻に着席していない)が複数回ある場合は、欠席としてカウントします。
④受講に際してとくに対応が必要な場合(病気や怪我、障害など)は遠慮なく申し出てください。
⑤必要な資料や参考文献は授業内で配布、紹介します。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション 自己紹介、授業目的、授業方法、成績評価、受講者決定 |
第2回 | プレゼンテーションの基本 |
第3回 | 文献1 |
第4回 | 文献1 |
第5回 | 文献1 |
第6回 | 文献1 |
第7回 | 文献2 |
第8回 | 文献2 |
第9回 | 文献2 |
第10回 | 文献2 |
第11回 | 文献3 |
第12回 | 文献3 |
第13回 | 文献3 |
第14回 | 文献3 |
第15回 | 最終発表 |