担当者 | 上田 憲一郎教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | ECP-302 |
少子高齢化が進み、厳しい財政状況にある日本では、これからの社会保障をどのような形にしてゆくのか、真剣に考えるべき時期にきています。
今後の社会保障の形については様々な意見がありますが、真に持続可能な形を目指していくというポイントが重要と考えられます。
また、社会保障のあり方を考える上では、背景となる文化や生活様式、考え方や価値観、経済や社会の状況等を十分に考慮することも大切です。
本講義では、社会保障の基本的な考え方や理念、歴史的経緯、そして社会保障の中での社会保険の意義や位置づけを確認したのち、
社会保険について、医療保険、雇用保険、介護保険などの概要を学び、その課題を考えていきます。
なお、具体的事例について、外部の専門家を招聘して講演を実施することも検討します。
◆本講義は対面を基本としますが、新型コロナ感染症の状況や、受講者数・授業の進捗度合い等により、数回程度をLMS授業とすることがあります。
(14回目の授業はLMSによる実施になります)
◆新型コロナ感染症の状況や受講者数・受講者の理解度等によっては、授業内容や項目、授業の実施形態が大幅に変更となる場合があります。
社会保障や社会保険の概要を習得、理解するとともに、その課題を把握し、解決の方法を主体的に議論できるレベルを目指します
期末テスト50~70%
中間テスト20~40%
講義の中での課題、確認テスト、リアクションペーパー等10~30%程度
この他、出席状況や受講態度、講義への貢献などを付加的に評価します。
*以上の評価を総合した結果、満点の点数の60%以上を得点した学生に対して、単位を付与します。
(履修者数や受講状況を勘案の上、評価方法や比率を見直すことがあります)。
なお、出席状況(*)や受講態度が不芳な学生(**)は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外としますので、十分に認識してください。
*6回以上の欠席者は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外とします。
対象者は、適宜、授業の際に教室に張り出しますので、各自で確認してください。
**受講態度の不芳な学生にはその場で退席を命じます。
退席となった学生は、成績評価の対象外とします。救済措置等は一切ありませんので、十分、認識してください。
◆出席システムの不正使用に関しては、厳正に対処します。出席システムの不正使用があった場合は単位取得は認められません。
◆出席システムで「出席」の表示がされていても、当該授業中に出題して当該授業中に回収した課題の提出が無い場合は当該授業について欠席扱いとし、最終評価から減点します。
◆来社証明書の取り扱いについては、大学の規定通りの取り扱いとします。例外は認めませんので、十分、認識してください。
来社証明書の不正利用があった場合は厳正に対処します(来社証明書の不正利用があった場合は、単位取得は認められません)。
◆公欠扱いとなる欠席等の場合は、必ず、事前に教員に届け出の上、欠席となった授業から1週間以内に届を提出してください。
◇なお、新型コロナ感染の予防のため、教室では、授業及び試験の際に、学籍番号による座席指定となります。
座席の指定は学籍番号を掲示する様式で行いますので、予め、ご承知ください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
参考文献 |
厚生労働省社会保障審議会の議事録や添付資料などを熟読してください。
また、日本経済新聞や経済専門誌の社会保障に関連する記事には目を通してください。
授業中は、私語や携帯での通話は厳禁です。授業中は携帯の電源を切るか、マナーモードにしてください。
また、成績評価に関する上記の留意事項や授業の概要、成績評価の基準などをよく確認し、了解した上で履修してください。
◆なお、社会保険論ⅠとⅡは密接に関連しますので、本講義の履修は、社会保険論Ⅰの単位取得を前提とします。
◆授業で使用する資料は、前もってLMSに登録しますので、履修学生の皆さんは、事前に印刷して手元に確保し、予習したうえで、授業に臨んでください。
◆出席システムの不正使用に関しては、厳正に対処します。出席システムの不正使用があった場合は単位取得は認められません。
◆出席システムで「出席」の表示がされていても、当該授業中に出題して当該授業中に回収した課題の提出が無い場合は、当該授業について欠席扱いとし、最終評価から減点します。
◆来社証明書の取り扱いについては、大学の規定通りの取り扱いとします。例外は認めませんので、十分、認識してください。
来社証明書の不正利用があった場合は厳正に対処します(来社証明書の不正利用があった場合は、単位取得は認められません)。
◆公欠扱いとなる欠席等の場合は、必ず、事前に教員に届け出の上、欠席となった授業から1週間以内に届を提出してください。
*授業や試験に関する重要な連絡事項や注意事項をLMSに掲載することがありますので、随時、LMSをチェックするようにしてください。
「見ていない」「知らなかった」等の申し出には、一切、対応できませんので、十メールで分、ご注意ください。
*欠席等の連絡がある場合は、必ずメールでご連絡ください(授業の際に連絡する以外)(先生のメールアドレスは、教員紹介ページに掲載されています)。
◇なお、新型コロナ感染の予防のため、教室では、授業及び試験の際に、学籍番号による座席指定とします。
座席指定は学籍番号の掲示によりお知らせしますので、予め、ご承知ください。
◇履修者数や履修者の理解度の進捗によっては、講義内容を見直すことがあります。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション、春学期の振り返り |
第2回 | 社会保障とは 社会保障の概要について |
第3回 | 社会保障と社会保険 日本の社会保障の中での社会保険の位置づけ、特徴について |
第4回 | 社会保障の根拠 社会保障政策を実施する法的な根拠について |
第5回 | 社会保障の歴史(1) イギリス、ドイツ、アメリカなど主要国の社会保障の歴史について |
第6回 | 社会保障の歴史(2) 日本の社会保障の歴史について |
第7回 | 社会保障の課題 日本の社会保障を巡る問題、格差問題、今後の方向性について |
第8回 | 前半のまとめと中間テスト |
第9回 | 医療保険(1) 医療保険の仕組みと概要について |
第10回 | 医療保険(2) 日本の医療保険制度を巡る課題と今後の方向性について |
第11回 | 雇用保険(1) 雇用保険制度の概要について |
第12回 | 雇用保険(2) 雇用保険制度を巡る課題と今後の方向性、高齢者雇用を巡る諸課題について |
第13回 | 介護保険 介護保険制度の概要と課題、今後の方向性について |
第14回 | 社会保障を巡る現代日本の課題、最新のトピックス(LMSによる授業) |
第15回 | 講義の総まとめと期末テスト |