暮らしの経済学Ⅱ
担当者上田 憲一郎教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経営学科]
科目ナンバリングPFP-206

授業の概要(ねらい)

 本講義では、社会人となった後、経済活動を行う上で、押さえておくべき日常的な基本知識を網羅的に習得することを目指します。
 また、新聞、ニュース等で報じられる経済の出来事や日本の社会・経済の課題を考え、社会・経済に対する理解を深め、3年次の専門研究の基盤を形成することを目指します。
 秋期の講義では、春期の講義を踏まえて、老後の資産形成やライフイベントとライフプランを考えます。
 将来的に出会うであろう人生のイベントと、その際に必要な資金の準備、老後も見据えた資産形成と ライフプラン全体を考えます。
 次に、企業に勤務し、経済活動を行う上での基本的知識と、社会人として身に着けておくべき基本的な経済関連の知識を身に着けます。

 なお、本講義は、経済学部2年次専門科目の選択科目です。
 経済学部1年時に習得した知識をベースとして、2年生向けに今後の経済学部における専門研究に必要と考えられる内容を中心に授業を進めます。

 *必要に応じて、外部の有識者の講演を行うことを予定しています。
 *授業の理解を促進するため、必要に応じて授業内で動画の視聴などを行うことがあります。

 ◆本講義は対面を基本としますが、受講者数や授業の進捗度合い、新型コロナ感染症の状況などにより、2~3回程度をLMS授業とする場合があります。
  (14回目の授業はLMSによる授業となります)。
 ◆新型コロナ感染症の状況や授業の進捗状況等により、授業内容や項目、授業の実施形態が大幅に変更となる場合があります。

授業の到達目標

 ビジネスの上で必要とされる日常的な基本知識を習得するとともに、企業人として自律的に判断できる基盤の構築を目指します。

成績評価の方法および基準

期末テスト50~70%
 中間テスト20~40%
 講義の中での課題、確認テスト、リアクションペーパー等10~30%程度
 この他、出席状況や受講態度、講義への貢献などを付加的に評価します。
 *以上の評価を総合した結果、満点の点数の60%以上を得点した学生に対して、単位を付与します。
 (履修者数や受講状況を勘案の上、評価方法や比率を見直すことがあります)。

 なお、出席状況(*)や受講態度が不芳な学生(**)は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外としますので、十分に認識してください。
 *6回以上の欠席者は、授業放棄と見なし、成績評価の対象外とします。
  対象者は、適宜、授業の際に教室に張り出しますので、各自で確認してください。
 **受講態度の不芳な学生にはその場で退席を命じます。
   退席となった学生は、成績評価の対象外とします。救済措置等は一切ありませんので、十分、認識してください。

 ◆出席システムの不正使用に関しては、厳正に対処します。出席システムの不正使用があった場合は単位取得は認められません。
◆出席システムで「出席」の表示がされていても、当該授業中に出題して当該授業中に回収した課題の提出が無い場合は、当該授業について欠席扱いとし、最終評価から減点します。
 ◆来社証明書の取り扱いについては、大学の規定通りの取り扱いとします。例外は認めませんので、十分、認識してください。
  来社証明書の不正利用があった場合は厳正に対処します(来社証明書の不正利用があった場合は、単位取得は認められません)。
 ◆公欠扱いとなる欠席等の場合は、必ず、事前に教員に届け出の上、欠席となった授業から1週間以内に届を提出してください。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは特に指定しません。
参考文献日本経済新聞、日経ヴェリタス等の経済紙には、進んで目を通すようにしてください。

準備学修の内容

 日本経済新聞の主要記事や経済教室、やさしい経済学等のコラム、日経ヴェリタス等の経済誌を進んで読み、世の中の経済の動きに関心を持ってください。

その他履修上の注意事項

 授業中は、私語や携帯での通話は厳禁です。授業中は携帯の電源を切るか、マナーモードにしてください。

 ◆上記の成績評価に関する項目をよく認識したうえで履修してください。
 ◆特に、欠席回数、出席システムの不正利用に関しては厳正に対処しますので、よく認識したうえで、履修してください。
 ◆本講義は、暮らしの経済学Ⅰと密接に関連しているため、本講義の受講は暮らしの経済学Ⅰの単位取得を前提とします。履修にあたっては十分、留意してください。
 ◆授業で使用する資料は、前もってLMSに登録しますので、履修学生の皆さんは、事前に印刷し、予習したうえで、授業に臨んでください。

 ◆出席システムの不正使用に関しては、厳正に対処します。出席システムの不正使用があった場合は単位取得は認められません。
◆出席システムで「出席」の表示がされていても、当該授業中に出題して当該授業中に回収した課題の提出が無い場合は、当該授業について欠席扱いとし、最終評価から減点します。
 ◆来社証明書の取り扱いについては、大学の規定通りの取り扱いとします。例外は認めませんので、十分、認識してください。
  来社証明書の不正利用があった場合は厳正に対処します(来社証明書の不正利用があった場合は、単位取得は認められません)。
 ◆公欠扱いとなる欠席等の場合は、必ず、事前に教員に届け出の上、欠席となった授業から1週間以内に届を提出してください。

 ◆授業に関する重要な連絡事項や注意事項をLMSに掲載することがありますので、随時、LMSをチェックするようにしてください。
  連絡事項や注意事項を「見ていなかった」「知らなかった」等の申し出には、一切、対応できませんので、十分、ご注意ください。

 ◇新型コロナ感染予防の観点から、教室では、授業及び試験の際に、学籍番号による座席指定を行います。
  座席指定は学籍番号を掲示する形でお知らせしますので、予め、ご承知ください。
  なお、指定された座席以外に着席の場合は、欠席となる場合がありますので、ご注意ください。
 ◇履修者数や履修者の理解度の進捗によっては、講義内容を見直すことがあります。
 ◇新型コロナ感染症の状況次第では、講義内容や項目、授業の実施形態が大幅に変更となる場合があります。
 ◇先生宛に連絡する場合(授業の際に直接、申し出る以外)は、必ず、メールで連絡をお願いします。(LMSのメッセージにはすぐに対応できない場合があります)。
  メールの連絡先は、先生の教員紹介ページに記載してあります。

 *以上の履修上の注意や授業の概要、成績に関する事項を十分認識し、了解したうえで履修してください。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション、春学期の振り返り
第2回 ライフイベントとライフプラン(1)ライフプランとは?
第3回 ライフイベントとライフプラン(2)ライフプランを作ってみよう!(外部講師を予定しています)。
第4回 老後の資産形成(1)資産運用の基礎知識
第5回 老後の資産形成(2)資産形成で知るべきこと(外部講師を予定しています)。
第6回 ライフプランと老後の資産形成についてのまとめ
第7回 講義前半のまとめと中間テスト
第8回 経済活動の基礎(1)働くとは①働くということ
第9回 経済活動の基礎(2)働くとは②働くうえで、押さえておくべきこと(外部講師を予定しています)。
第10回 経済活動の基礎(3)経営側から「働くこと」を考える①人事戦略・労務管理
第11回 経済活動の基礎(4)経営側から「働くこと」を考える②事例研究
第12回 経済活動の基礎(5)契約の考え方 契約の基本、約款、消費者契約、製造物責任法など
第13回 企業活動のポイント   会社、取締役、株主、従業員、その他ステークホルダー、
             経営戦略、組織、人事、給与、福利厚生、退職金、企業内の規律(内部統制、コンプライアンス、リスク管理)など
第14回 暮らしの経済学Ⅰ・Ⅱで取り上げた項目に関する最新のトピックス(LMSによる授業)
第15回 講義の総まとめと期末テスト