図書館サービス特論
担当者中嶋  康
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングLIH-303

授業の概要(ねらい)

読書支援を中心とした新しい図書館サービスの形と広報戦略について考える。MELICで実施するプロジェクト「共読ライブラリー」をツールとして、学内の図書館サービスや社会連携を活性化するための企画を立案し、その企画を実現する方法を実践的に考える。

授業の到達目標

1)様々な要望を持つ利用者層に、最適な読書支援サービスを企画できる
2)読書支援サービスを通じて情報リテラシー支援を行えるスキルを身に着ける
3)利用者のニーズを取り込み図書館サービスを発展させる広報戦略について理解する

成績評価の方法および基準

以下の各項目によって評価する。
・授業、グループワークへの主体的、積極的な参加度
・プロジェクトの実施プロセスにおける授業理解度
・企画提案書及びプレゼンテーション

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特に指定しない
参考文献授業内で随時紹介する

準備学修の内容

授業はプロジェクトの企画・実践の報告、議議の場であり、そのために授業外での事前準備が必要になる。

その他履修上の注意事項

・第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法を説明するので必ず出席すること
・MELICの共読担当職員と共に演習を行うので、課題に積極的に取り組むこと
・授業内で共読ライブラリーの経験を生かして活動する元スタッフ、OBの講演を予定している(講演タイトルは仮題)

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の目的と目標)
共読ライブラリーの全体像①読書推進と共読ライブラリーの目的
第2回共読ライブラリーの全体像②サブプロジェクトの紹介とその役割
▶黒板本棚・共読環境・読書術コース・共読ステーション(MELIC Book Club)・共読環境・どこでも図書館・MITO Project・共読サポ-ターズ
第3回共読演習1:ビブリオバトル体験
*講演(ビブリオバトルで人と町をつなぐ)
第4回共読演習2:情報収集ツール(目次読書、3冊本)
第5回共読演習3:情報分析・編集ツール(帯づくり、ブックレビュー編集)
第6回共読演習4:情報発信ツール①(側板作成)
第7回共読演習5:情報発信ツール②(棚づくり)
*講演(共読ライブラリー体験をツール化してみた)
第8回多様な読書推進と情報リテラシーの形
第9回読書推進企画作成1:ターゲットの選定
第10回読書推進企画作成2:企画案の検討
第11回読書推進企画作成3:企画案の決定
第12回読書推進企画作成4:企画書の作成、プレゼン先との交渉
第13回読書推進企画作成5:プレゼン資料の作成
第14回読書推進企画作成6:プレゼンテーション リハーサル
第15回プレゼンテーションと講評