担当者 | 勝田 映子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-210 |
小学校における家庭科教育の意義を踏まえた上で、教科の目標、学習内容と方法について理解を深める。また、小学校家庭科の授業を行う上で必要な基礎的・基本的事項を修得する。
①小学校家庭科の目標・内容及び教育的意義について他者に説明することができる。
②小学校家庭科を指導する上で必要な基礎的・基本的知識及び技能を修得する。
②自分が興味を持った現代の生活上の課題について調べ、レポートにまとめることができる。
毎時間ごとの課題提出40%、レポート、演習課題(縫製実習等)の達成度30%、試験30%により総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 初等家庭科教育 | 三沢徳枝・勝田映子編著 | ミネルヴァ書房 |
教科書 | 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説家庭編 | 文部科学省 | 東洋館出版 |
教科書 | 新しい家庭5.6 | 岡陽子・浜島京子他 | 東京書籍 |
参考文献 | 『できますか?教えられますか?家庭科の基本』 | 流田直監修 | 学研教育みらい |
参考文献 | 小学校教師の専門性育成 | 帝京大学初等教育研究会編 | 現代図書 2020 |
・生活に関する情報に関心を持ち、テーマを決めて資料等を使って調べ、「生活レポート」を作成すること
・指定された教科書の次回の授業範囲を読み、専門用語や概要について調べ、ノートにまとめておくこと
・家庭や社会に関心を持ち、さまざまな角度から幅広く考えたり、学修内容を深く理解したりすることを期待します。
・提出物は期限を厳守して提出すること
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業ガイダンス(目標、内容、進め方など) 家庭科の学習経験を振り返る (オンライン授業) |
第2回 | 家庭科の学びとは何か?1-学修グループの編成、教科の歴史と意義 教科目標・育てる資質・能力 学習形態や方法についての講義 |
第3回 | 家庭科の学びとは何か?2-学習指導要領を読み解く(オンライン授業) |
第4回 | 「家族・家庭生活」の内容と指導のポイント(グループ活動) |
第5回 | 日常の食事と調理の基礎」1-日常の食事と栄養の科学、一食分の献立作成(演習とグループディスカッション) |
第6回 | 日常の食事と調理の基礎2-調理の進め方、指導のポイントとゆでる・いためる調理の科学(グループ活動) |
第7回 | 日常の食事と調理の基礎3-米飯と味噌汁の調理科学と調理指導のポイント(グループ活動) |
第8回 | 家庭生活と社会-家計収入と労働問題、家庭福祉と社会福祉との関係(演習とグループディスカッション) |
第9回 | 情報社会と消費生活ー家庭と情報社会との関わり、消費生活の実態と課題(演習とグループディスカッション) |
第10回 | 快適な住まい方ー住生活に関する基礎的事項と指導のポイント(演習とグループ活動) |
第11回 | 衣服の役割と手入れに関する基礎的事項と指導のポイント(実習) |
第12回 | 手縫いの基礎ー手縫いに関する基礎的事項と指導のポイント(実習) |
第13回 | 手縫い・ミシン縫いの基礎ー手縫いとミシン縫いに関する基礎的事項と指導のポイント(演習) |
第14回 | 生活と環境 これからの家族と家庭生活ー家庭生活と環境問題、防災等との関わり(グループ活動) |
第15回 | テストと学修のまとめ(これからの家庭科教育の在り方についてグループ・ディスカッションを行う) |