担当者 | 坂本 喜代子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-203 |
本授業は、国語科の目標である「言葉による見方・考え方を働かせ、言語活動を通して正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成」について理解することを目指す。そのため、学習指導要領の「知識及び技能」と「思考力・判断力・表現力等」である「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の内容と、その背後にある言語学・論理学・文学・音声学・コミュニケーション学等の内容から多面的に探究していく。
授業は、「対象と言葉、言葉と言葉との関係を、言葉の意味、働き、使い方に着目して捉えたり問い直したりして、言葉への自覚を高めること」を理解するために、各領域の言語活動を通して行い、グループでのディスカッションにより考えを深める。
・国語の知識及び技能の基本的事項を修得する。
・論理的な思考力や判断力、感性を働かせる創造力の内容と、言葉で考えを表現する方法を理解し説明することができる。
・授業ノートとして、資料のファイリングと予習復習の学習履歴を記録することができる。
・グループワークに積極的に参加し、対話的学びを通して自己理解を深めることができる。
・毎回の授業のディスカッションの参加度と提出物の内容(40%)
・テスト4回(40%)
・最終授業の小レポート(10%)
・授業ポートフォリオ(10%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『小学校学習指導要領解説 国語編』(2017) | 文部科学省 | |
教科書 | 『言語活動中心 国語概説―小学校教師を目指す人のために―』学文社(2018) | 岩崎淳・木下ひさし・中村敦雄・山室和也 | 学文社 |
教科書 | 『小学校教師の専門性育成』(2020) | 帝京大学初等教育研究会 | 現代図書 |
参考文献 |
・毎回の授業で使用したレジュメなどを活用したノート(ポートフォリオ)を作成する。その際、毎時間の学習についての考えや新たに調べた内容などを書き添える。(復習)
・次回取り扱うテキストの内容を読み、ノートに概要をまとめる。(予習)
・小学校教員免許取得希望者の受講とする。
・授業には必ず出席し、積極的に取り組むこと。
・授業のノートを作成する。ノートには、予習・授業でのメモ・復習(新たに調べた内容)を記録し、定期的に提出する。ノートはいずれ小学校教員になったときには児童に指導するので、そのためのモデルととらえ、丁寧なノート作成を行う。
・毎回の授業を通して、教師という仕事に対する自己の適性を見極めていくようにし、課題があれば改善していくようにする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:小学校における国語科教育とその問題について学ぶ |
第2回 | 「話すこと・聞くこと」①「話す力・聞く力」について学ぶ |
第3回 | 「話すこと・聞くこと」②「コミュニケーションの力」について学ぶ ※テスト① |
第4回 | 「書くこと」①「文章を書く力」について学ぶ |
第5回 | 「書くこと」②「論理の力」について学ぶ |
第6回 | 「読むこと」①「読む力」について学ぶ ※テスト② |
第7回 | 「読むこと」②「説明文教材」について学ぶ |
第8回 | 「読むこと」③「文学的文章」について学ぶ |
第9回 | 「知識及び技能」①「ことばのきまり」について学ぶ ※テスト③ |
第10回 | 「知識及び技能」②「語と意味・言葉遊び」について学ぶ |
第11回 | 「知識及び技能」③「情報活用の力・メディアリテラシー」について学ぶ |
第12回 | 「知識及び技能」④「言語文化・音読の力」について学ぶ ※テスト④ |
第13回 | 「知識及び技能」⑤「書写・表記」について学ぶ |
第14回 | 外国語と日本語「日本語の特色」について学ぶ ※授業ポートフォリオの提出 |
第15回 | これからの国語「文化庁・文部科学省の資料」について学ぶ ※オンライン(LMS)実施 |