担当者 | 佐藤 斉華 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-111 |
とりあえず、英語は道具です。何のための? ―使い途はもちろんいろいろありますが、この授業では社会学を学ぶための道具、つまり社会/世界について知り、考え、語るための道具として使います。道具として使いながら磨きをかけ、社会/世界に関するこれまでとは別の見方・関わり方を見つけていきましょう。
英語には自信がない、日本語でも難しいのに「英語で社会学」なんてできるわけがない― そんなふうに思う方でも、大丈夫。授業は基本的に英語を使って行いますが、高校までの英語課程を修了しており、そして何より英語を使いたい、使えるようになりたいという意欲があれば、いわゆる英語力のレベルを問いません。そもそも、学ぶことはコミュニケーション。コミュニケーションに必要なのは単なる語学力ではなく、人や社会に対する関心・問題意識、開かれた姿勢、そして何よりコミュニケーションへの意欲それ自体です。いつもとは一味違った英語でのコミュニケーション、グループやペアでのワークやディスカッション等を通じて、「社会学する」ことを実践してみましょう。
・英語を使って、社会/世界についての基礎知識を広げる。
・英語を使って、社会/世界について情報を獲得し、考え、発信することができるようになるための基礎を修得する。
・他者とコミュニケーションし協働するスキルを向上させる。
授業内で行う様々な活動への参加が単位修得の前提です。授業内のパフォーマンス(50%)、毎回授業後の課題・テスト(50%)を総合して評価します。英語を使って、社会(学)をめぐる実りあるコミュニケーションをいかにどれほど行なえたかが評価の基準となります。ペーパー・ベースの期末試験は行いません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特になし。 |
授業内で配布するプリントを読み、そのなかで提示された課題を行うこと。
・授業内の双方向コミュニケーションを重視した授業となるため、履修希望者が20名を超える場合は履修者の抽選を行います。
・履修者の社会についての知識、英語のレベルは様々です。各自が自分の今のレベルから一歩でも二歩でもステップアップできるように、他人と比べず、しかし他人から学びつつ、あきらめないで自分の向上をめざしましょう。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業説明 |
第2回 | 英語で社会学する(1)「私」って、誰…? |
第3回 | 英語で社会学する(2)持続可能な地球社会に向けて |
第4回 | 英語で社会学する(3)グリーンで公正な未来へ |
第5回 | 英語で社会学する(4)このあまりにも歪な世界(富の格差編) |
第6回 | 英語で社会学する(5)アメリカにアメリカン・ドリームはあるか? |
第7回 | 英語で社会学する(6)イスラーム:その虚像と実像 |
第8回 | 英語で社会学する(7)No Border!?:移動する人々 |
第9回 | 英語で社会学する(8) ファシズムは美しい?! |
第10回 | 英語で社会学する(9)産める自由と産まない自由 |
第11回 | 英語で社会学する(10)今・ここにある奴隷制 |
第12回 | 英語で社会学する(11)「クソな仕事」が蔓延する… |
第13回 | 英語で社会学する(12)所得は権利だ |
第14回 | 英語で社会学する(13)核のない世界/世界平和のために |
第15回 | 振り返りと展望 |