スペイン語表現Ⅱ
担当者高木 純子
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSPA-304

授業の概要(ねらい)

スペイン語表現IIは、2年次春学期のスペイン語作文を引き継ぐ授業と位置付けられる。まず、教科書第10課の再帰動詞までを復習する。再帰代名詞seを使った表現から新規の学習を始め、直説法不完了未来、命令法、接続法現在・過去時制、直説法と接続法の複合(完了)時制と進み、直説法・接続法における時制の一致を学んで表現の幅を広げる。対面授業であれば、グループワークを行い、留学に向け日本についてスペイン語で発信できることを目指す。

授業の到達目標

直説法・接続法の全時制と命令法を使って、ニュアンスを含むスペイン語表現ができるようになる。留学時を想定し、日本の食べ物とその作り方をスペイン語で説明できる。漢字文化を象徴する各自の姓名の由来をスペイン語で説明できる。通年でDELE A1~A2、 スペイン語検定試験4級に合格できる力を養う。

成績評価の方法および基準

期末テスト 40%     中間テスト 30%    課題提出 30%  

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書表現のためのスペイン語作文 2年次「スペイン語作文」の教科書の後半部分を使用木越 勉
古川 亜矢
朝日出版社
参考文献

準備学修の内容

動詞に関しては2年次までに学習した動詞活用が瞬時にできるようにしておくこと。予め次に学習する課の学習項目を確認し、練習問題に必要な動詞活用をおさらいしておくこと。

その他履修上の注意事項

LMSでの授業になる場合は、課題提出の期限をしっかり守ること。また、課題をする際には、各単元で学習した法、時制、表現を使って作文するよう心掛けること。第8回目と第15回目の中間テスト、期末テスト以外の授業内容はあくまでも 予定なので、変更することもあり得る。その場合は、次回の学習内容を事前に伝えることとする。

授業内容

授業内容
第1回練習問題を使った教科書第10課までの復習  
「春休みの或る一日」をスペイン語で作文する
第2回第11課 受け身のseを使った文・動詞3人称複数形を使った表現
練習問題
第3回第12課 一般のseを使った表現  練習問題
グループ分け、プレゼンテーションのための料理を選ぶ
第4回第13課 未来形の用法と活用チェック  練習問題
「なぜその料理を選んだか」を説明する
第5回第14課 命令表現(1) 肯定命令形、否定命令形の活用チェック  練習問題
「料理の材料」を説明する
第6回第15課 命令表現(2) 代名詞と使う命令形、肯定形と否定形での代名詞の位置  練習問題
「料理の作り方」を説明する
第7回5/29 オンライン授業  練習問題を使った今までの授業のおさらい
「なぜその料理を選んだか、料理の材料と作り方」を各自文章にまとめる
第8回中間テスト
第9回第16課 接続法現在(1) 名詞節で使われる接続法 P64~66の⑤まで  接続法現在形の活用チェック
練習問題
第10回第17課 接続法現在(2) 形容詞節、副詞節で使われる接続法 P66の⑥~67まで  練習問題 
「自分の苗字の意味」を説明する
第11回第18課 接続法過去(1) 名詞節で使われる接続法    接続法過去形の活用チェック
練習問題
第12回第19課 接続法過去(2) 形容詞節、副詞節で使われる接続法   練習問題 
「自分の名前の意味」を説明する
第13回第20課 過去未来形の用法と活用    練習問題
「両親がなぜその名前を付けたか」を説明する。
第14回第21課 複合(完了)時制の活用チェック  練習問題
直説法・接続法の使い方のまとめ
第15回期末テスト